昨日太陽でMフレアが発生し、これで3日連続となったが、すでにトンガ諸島で火山噴火が起きたりと影響は出ているようだ。
■Mフレア
12/22午前中にM1.3フレア発生。
これで12/20から3日連続で「ベースCでMフレア」が発生したことになる。
この影響は既に起きていると思われ、12/21にカリフォルニア沖M6.2、今日12/23にメキシコ沖でM6.0の地震が起きている。
今のところ日本ではM6.0以上の地震は起きていないが、週末あたりまで注意が必要だ。
■トンガで火山噴火
12/21、南太平洋のトンガで、フンガトンガ・フンガハアパイ山が噴火した。
噴煙の高さは18kmに達したという。
この大規模な噴火も、Mフレアの影響かもしれない。
トンガ当局は、酸性雨に当たると肌が荒れたりかゆみが出たり、視界の曇りなどが起きたりする場合があるため、直ちに医師の診察を受けるよう呼び掛けている。
■トンガの噴火に続くのは?
過去のフンガトンガの噴火では、海底火山の噴火に始まり、新島生成や消滅など、かなり大規模な地殻変動が起きていた。
このようなことがあると、日本にも影響が及ぶこともある。
下記に示す事例で、前後に日本で地震・噴火が続いた例を示す。
1912年:海底火山噴火
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1937年:海底火山噴火
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1937年:パプアニューギニア・ダブルブル山噴火
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1988年:海底火山噴火
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2009/03/16:フンガトンガ噴火
2009/04/07:千島列島、M6.7、最大震度3
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2014/08/12:ロシア・ジュパノフスキー山噴火
2014/08/29:パプアニューギニア・ダブルブル山噴火
2014/09/27:御嶽山噴火、犠牲者・不明者63人
2014/12/19:フンガトンガ、5年ぶりに噴火し新島出現
2014/12/20:福島県沖、M6.0、最大震度4
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2019/11/07:フンガトンガ、海底火山噴火で島が1つ沈み、3倍の大きさの新島が出現した。
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2021/12/21:フンガトンガ噴火
ここに載せていない例もあるが、トンガで噴火があると、千島列島や東北の太平洋沖で大きな地震が起きることもある。
何度も書いているが、8月の福徳岡ノ場の海底火山噴火以来、世界的に地殻変動が活発化していて国内の地震も多いが、これはまだ終息を見せずに来春まで続きそうだ。
■ラドン測定器
米amazonだと別の製品も色々あるようで、良い製品がないか探している。