北海道・羅臼町では11月中旬以降に、サバの水揚げが昨年の100倍以上の大漁となっているというが、サバの大漁に類する大地震の前兆ケースは過去にあったので今回も大地震の前兆かどうか検討する。
■サバ大漁
北海道ニュースUHBの報道によると、今年11月中旬以降に北海道東部・羅臼町で、サバが大漁になっているという。
船が満杯になるほどで、水揚げ量は2020年の100倍を超えているそう。
ある漁師は、サバの大漁は「初めてだわ。なんなんでしょうね」と語る。
羅臼町では、秋サケの不漁が続いているが、スケトウダラも豊漁となっている。
■過去のサバ前兆事例
私は地震前兆研究家として、特に動物の地震前兆現象の事例を多く収集している。
だが、サバの大漁・不漁などのケースは、少ない。
日本では漁業の主流にある魚であり、そういう意味ではやはり少ないのだろう。
それでも、前兆事例が全くないわけでもない。
関東大震災(1923)の3ケ月前には、時期はずれのサバ、カマス、サンマが獲れた。
また、東日本大震災(2011)の数日前に、福島県で素人の人がサバを大量に釣れた。
また、「バイブル」を紐解くと、1933/03/03の昭和三陸地震(M8.1)の数日前の事例があった。
青森県八戸市の金浜海岸で、それまで釣れなかったサバが素人でも大量に釣れたという。
もちろん、海岸に大量に打ちあがったといったケースでも、大地震に結び付かなかった例も多い。
だが、千島列島の巨大地震も想定されていることもあり、念のため大きな地震に気を付けた方が良いだろう。
■古谷佳子さんより
次に、大阪・天満橋yoshiko整体オフィスの古谷佳子さんより。
体感などから、今日11/27の「強い揺れにお気を付け下さい」と題したブログ記事で、いくつかの地域を挙げている。
そのうち、私に連絡があったのは、西日本は要注意だということ。今日のブログ記事では、中国から南九州など西日本を挙げている。
■野鳥の異常?
また、今日の午後14:45頃、うちの近所の多摩湖自転車道(小平グリーンロード)上で、野鳥がカキの木の上で騒いでいて、その後に交差する小金井街道上の電線に集まっていた。
下記の動画では、その前半部分の柿の木の上の様子を撮っている。
その後に電線上で、もっと多くの野鳥が留まっていたので驚いた。
はじめて見る光景だった。
下記の写真に写っているのが全てではない。
■今日の前兆現象
イオノグラムは、23:10時点では北海道から関東のどこかで揺れそうだ。
大した規模でもなさそうだが。
最近の頭痛体感では、今日の神奈川県西部M3.4で結果が出て、明日以降の予測分はない。
耳鳴りは、久しぶりに収まっている。
■食健三昧ブログ
今日TOCANAに掲載された記事は、地震とは関係ないので「食健三昧ブログ」の方で紹介しておいた。
私が免疫力を上げるために行っていることなどを紹介している。
缶詰ではないけれど、Black Fridayで安くなっている。
Amazonブラックフライデーは12/2まで。