昨日またギリシャ・クレタ島でM6.4の地震が起きたが、9/27の地震の後ではパキスタン・日本海・千葉県北西部で大きな地震があった。
今回はアジアから日本にかけて、どのように地震が連鎖するかを考えてみる。
■クレタ島M6.4
地震の詳細は以下の通り。
日時: 2021/10/12 09:24(UTC)
2021/10/13 18:24(日本時間)
規模:M6.4
深さ:10.0km
■過去の地震連鎖例
次に、過去にクレタ島周辺でM6.0以上の地震が起きた後で、ユーラシア大陸や日本で大きな地震が続いた例を示す。
1952年12月17日23:04 (UTC):クレタ島、M6.5
1953年02月12日:イラン、M6.5、犠牲者970人。
1953年03月18日:トルコ西部、M7.2、犠牲者1,100人。
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1965年04月09日23:57 (UTC):クレタ島、M6.2
1965年04月20日:静岡地震、M6.1、犠牲者2人。
1965年04月27日14:09 (UTC):クレタ島、M6.1
1965年05月03日:エルサルバドル、M6.3、犠牲者125人。
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1966年05月09日00:42 (UTC):クレタ島、M6.0
1966年08月15日:メリーランド州。
1966年08月19日:トルコ東部、M7.1、犠牲者2,500人。
1966年10月17日:ペルー沖、Mw8.1、犠牲者125人。
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1994年05月23日06:46 (UTC):クレタ島、M6.1
1994年06月06日:コロンビア、Mw6.8、犠牲者800人。
1994年06月08日:ボリビア深発地震、Mw8.2、犠牲者10人。
1994年07月22日:日本海北部、M7.3、最大震度3、深さ552km。
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2002年01月22日04:53 (UTC):クレタ島、M6.2
2002年03月03日:アフガニスタン北部地震、Mw7.4、犠牲者70人。
2002年03月25日:アフガニスタン北部地震、Mw6.1、犠牲者1,000人。
2002年03月26日:石垣島近海、M7.0。
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2015年04月16日18:07 (UTC):クレタ島、M6.0
2015年04月25日:ネパール中央部、Mw7.8、犠牲者約8,900人。
2015年05月12日:ネパール中央部、Mw7.3
2015年05月30日:小笠原諸島西方沖、M8.1、深さ682km、最大震度5強。
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2021年09月27日06:17(UTC):クレタ島、M6.0
2021年09月29日17:37:日本海中部、M6.1、最大震度3
2021年10月06日22:01(UTC):パキスタン、M5.9
2021年10月07日22:41:千葉県北西部、M5.9、最大震度5強
2021年10月12日09:24(UTC):クレタ島、M6.4
■クレタ島の次は
クレタ島でM6.0以上の地震が起きると、次に東方のユーラシア大陸上で地震が続くことが多い。
クレタ島の後で直接日本に連鎖する例は少ないが、その大陸の地震の後で日本で続くことはある。
また日本海で揺れることもあるので、今回も注意が必要かもしれない。
■昨日の各種前兆現象
ここ小平市の私の家でも、ソフトバンク光のWi-Fiが重い。
古いPCの方で、この影響が露骨に出る。
太陽黒点による地磁気嵐が影響している可能性がある。
■今日の前兆現象
『リアルタイム地震前兆データ』を見ると、まずイオノグラムで西日本の方で前兆が出ている。
また、茨城県柿岡の地磁気擾乱データが、一昨日頃は「Minor Storm」に達していたが、これでもかなり稀なことだ。
そして昨日はそれよりも大変なことになっていて、10/12 09:00頃に「Major Storm」まで達した。
しかも12日はほとんどずっと「Active」以上になっていた。
これに対応する地震は、まだ起きていないようだ。
うちのラドン濃度は、11~7まで下がった。
降雨のためだが、その後20時現在も7のままなので、地震の前兆もあるのか。
体感では、今日も耳鳴りがずっと頭の中で鳴っている。
頭痛は、もしかするとペンダントで抑えられている?
…と思っていたが、夜になってジワーッと始まりつつある。
いつもならば頭痛薬を飲むところだが、そこまで行っていない。
どうも、いつもと感覚が違うのは、やはり電磁波防止ペンダント着用の影響?
ずっと続いている頭痛体感の結果が小出しに出ているが、こんなものでは終わりそうもないという地震ばかりだ。
今週末頃までは関東周辺で注意したい。
■新しい仲間
今日はネムノキの新しい仲間として、「高麗ネムノキ」(四季咲き合歓の木)が届いた。
夜に葉が閉じるとあるので買ったが、葉の形を見ると本当かな?と思えてくる。
しばらく様子見したい。