10/7朝にパキスタン南西部でM5.7の地震が起きたが、深さ9kmの直下型地震だったために現時点で20人以上の犠牲者が出た。
また日本も私が尋常でない頭痛と耳鳴り体感があり、今週末までは要注意だ。
■パキスタンM5.7
10/7未明、パキスタン南西部でM5.7(米USGSではM5.9)、深さ9kmの被害地震が発生した。
震源は、パキスタン南西部のアフガニスタンとの国境の近く。
M5.9 - Pakistan
Time: 2021-10-06 22:01:08 (UTC)
2021-10/07 07:22(JST)
Location: 30.220°N 68.014°E
Depth: 9.0 km
現時点で、20人以上が亡くなった。
土壁の住宅が100軒以上倒壊し、数百人が住む家を失った。
M5クラスでも内陸直下型で震源が9kmと浅かったため、大きな被害となった。
世界的な大地震ラッシュは、私が懸念していたように8/13の南大西洋M8.1の巨大地震から始まったといえる。
■過去のパキスタンの大地震
以下に、過去のパキスタンの大地震を示し、その後に日本でも地震が続いた例ではそれも示す。
1935年05月30日:パキスタン、クエッタ、M7.5、犠牲者2万5,000~5万人。
1935年07月11日:静岡地震 - M6.4、静岡県静岡市で最大震度6。犠牲者9人。
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1945年11月27日:パキスタン・イラン、M8、犠牲者4,100人。
1975年02月04日:遼寧省、海城地震、Mw7.0、犠牲者1,300人。
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1974年12月28日:パキスタン北東部、M6.2、犠牲者5,300人。
1975年02月04日:中国北東部、M7.5、最大震度2
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1991年02月01日:アフガニスタン・パキスタン、Mw6.8、犠牲者600人。
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2005年10月08日:パキスタン、Mw7.6、犠牲者約10万人。
2005年11月15日:三陸沖、M7.2、最大震度3。津波50cm。
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2008年10月28日:パキスタン、Mw6.4、犠牲者160人以上。
2008年12月20日:関東東方沖、M6.6、最大震度3
2008年12月21日:福島県沖、M6.2、最大震度3
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2013年09月24日:パキスタン南西部、M7.7、犠牲者515人。
2013年10月01日:オホーツク海、M6.7、最大震度1
2013年10月26日:福島県沖、M7.1、最大震度4。
下記マップでは、必ずしも上記リストの地震が載っていないものもある。
■パキスタン→日本と続く可能性は?
このように、内陸でM7クラスの地震が普通に起きている。
これが日本ならば、M7クラス以上の大地震が内陸で起きることは、全体の中では非常に少ない。
過去100年間ぐらいで、M7.0以上の地震が196回起きているが、内陸が震源のものは11回くらいしかない。
パキスタンで大きな地震が起きた後は、アムール(ユーラシア)プレート上の西日本で地震が連鎖すると思われがちかもしれない。
だが、このようにオホーツクプレート上の東日本で2ヶ月以内くらいに地震が続くことの方が多い。
そのため、12月はじめ頃までは東日本で大きな地震に注意したい。
■前兆など
今日は朝から酷い頭痛でダウンしていた。
耳鳴りも、今(20時半)も強く続いている。
低気圧接近要因は、今朝「頭痛ーる」アプリを見た時には9時~15時に「やや注意」とあったが、午後に見たら消えていた。
頭痛薬を飲んでも効かないので、この記事で最低限を書いて横になることにする。
ハムスター運動量は昨日の1685回から7936回に急増した。
茨城県・柿岡では、10/06 9:00頃に地磁気擾乱が「Active」に達した。
その後、17:00に茨城県南部でM3.8最大震度2の地震が起きた。
これの前兆だった。
いつも近場だとこの程度で済んで、どちらかというと茨城県の地震前兆の指標のようになっている。
ハムスター運動量も、この地震に対応するものかもしれない。
今後、西日本の内陸あたりでも大き目の地震に注意が必要だ。
今週末2021/10/9(土)~11(月)頃に関東圏で大きめの地震がありそうだ。
たとえば埼玉県南部など、ここ小平市からごく近場の可能性もあるが、その場合は例えばM3クラス程度で済むこともある。
※『私が見た未来』、発売5日で既に17万部、3刷まで行っているらしい。
みんなが読むから読んでみようという人も多いようで、カスタマーレビューで見当はずれのコメントが目立つ。