今日は、最近の深発地震の揺れ方から、11月頃までに日本でM6クラス以上の地震が起きそうなところを予測する。
また今朝長野県で「白虹」が観測されたが、これが地震前兆かどうかを検討する。
■長野・白馬で白虹
まず、今日10/27朝に、長野県白馬村で「白虹」が観測された。
いわゆる「アーク現象」の類が出現すると、その後に地震が起きるケースがよく見られる。
アークとは、たとえば「環水平アーク」など、気象ニュースのたぐいでよく報道される「虹色現象」の一つだ。
最近では、9/10朝に静岡県御前崎市で白虹が観測された。
その4日後の9/14 7:46に東海道南方沖でM6.2、最大震度3の地震が発生した。
震源までの距離は約300kmほど。
白虹は、前回10/5に長野県松本市で観測されたが、同日21:09に石川県能登地方でM3.5、最大震度2の地震があった。
私はこのようなアーク現象などはExcelで記録していて、対応するかもしれない地震が起きるとすぐに参照する。
■諏訪之瀬島噴火
昨日10/26午後には、諏訪之瀬島が噴火した。
噴煙が火口から3300mまで上がったが、これは観測史上最長だった。
過去1か月間の地震と火山噴火を下記マップでまとめた。
10/24に台湾でM6.3の地震が起きた後で、次は西日本に連鎖するだろうと書いていたが、その前後に10/20に阿蘇山、10/26に諏訪之瀬島が噴火した。
このあたりのフィリピン海プレートの沈み込み地帯では、今後も大きな地震や火山噴火が続くかもしれない。
■大地震が起きそうな地域
この1ヶ月間ほどで、「異常震域」を伴う深発地震が3回起きていた。
これらの地震から、その後1か月間にM6.0以上の地震が起きる可能性があるエリアを推定した。
それらを下記のマップでまとめてみる。
あくまでも可能性だが、こうして見ると一番オーヴァーラップしているのは関東のようだ。
すでに10/7には千葉県東方沖地震(M5.9)が起きたが、来月までにこのあたりで再度大きめの地震が起きる可能性は、あるかもしれない。
■今日の前兆現象
シロの運動量は、なんと3日続けて1万回台。
10/25:12815回 → 10/25 21:53:茨城県沖、M3.7
10/26:17647回 → 10/26 04:47:山梨県東部・富士五湖、M3.0
10/27:11593回 → 10/27 01:28:福島県沖、M5.2?
今朝の福島県沖の地震は、これではなく今後起きる地震かもしれないので、「?」マークをつけておいた。
昨日10/26 10:30のオジギソウ。
葉が半閉じ状態のものが見られ、今朝1:28福島県沖M5.2の前兆か?
TECマップは、下記の通り南方で赤色が混じっている。
太陽フレアは、ベースCでMフレアまで達していて、西マサヤさんが言うところの「トラフ」つまり相模トラフなどで地震が起きる可能性があるということだ。
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要らないことを心配する必要なく使用できる。