10月に入って、和歌山県や三重県の紀伊半島でクマ出没や水管橋の崩落があり、直後に近場で地震が起きていたので、より大きな地震の前兆かどうかを検討してみたい。
また、10月に入ったので過去に10月に大きな地震はどれくらい起きていたかを調べてみた。
■過去の大地震発生月
まず、1919年~2020年の過去約100年間で、M6.5以上の地震の分布をグラフ化すると、下記のようになる。
このように3月がダントツで多くなる。
次は9月~12月に大体同じ位起きている。
次に、1026年~2020年のM7.0以上の地震を集計すると、下記のグラフのようになる。
このように、少し規模を上げてM7クラス以上の地震となると、なぜか6月が最も多くなる。
「なぜか」というのは、日本では梅雨の時期で、あまり大きな地震が起きていたというイメージがない。
以前に、より細かく1ヶ月を3区分ぐらいしたところ、やはり上旬ころに集中していた。
つまり、まだ梅雨入りしていない頃に地震が多かったと思う。
6月の次は、3月と11月が多くなり、10月は下から数えた方が早いくらいに少ない。
このため、10月は大きな地震は比較的安心と言いたいところだが、これはあくまでも過去の地震からの類推で、実際はどうなるかわからない。
■三重県でクマ出没
次に、2021/10/03 09:00頃、三重県亀山市・亀山ジャンクション近くのフラワーロードで、ツキノワグマらしき動物を見かけた人がいた。
亀山市でクマが出没した同じ日の15:45に、同じ紀伊半島・和歌山県和歌山市の六十谷水管橋が崩落した。
その2日後の早朝に、和歌山県北部で地震が起きた。
2021/10/05 03:21:和歌山県北部、M3.1、最大震度3
クマ出没から約2日弱後、水管橋崩落から約1日半後のことだった。
亀山市のクマ出没地点から震源までの距離は約151km。
水管橋崩落現場から震源までは、約23kmだった。
クマの出没は、和歌山県北部の地震の前兆だったとするには多少疑問が残る。
だが、このところ同震源域では地震がよく起きていて、クマ出没と水管橋崩落があった10/3にも地震が起きていた。
2021/10/03 05:27:和歌山県北部、M2.7、最大震度1
紀伊半島あたりは過去100年間くらいでM5.0以上の地震が130回ほど起きていて、1年に1回以上起きていた。
M6.0以上の地震に絞ると18回ほどで、5年に一度くらいになる。
■今日の前兆現象
今日は昼頃から頭痛があり頭痛薬を飲んだ。
明日10/06の新月トリガーの影響下に入っているので、今週中くらいはそれなりの地震が起きるかもしれない。
■日本海中部M6.2
そういえば、9/29に日本海中部で起きたM6.2の深発地震。
「異常震域」を伴い深さ350km以上なので、1ヶ月以内の10/28頃までに丸で囲んだエリアでM6.0以上の地震に注意が必要だった。
「パターンB'」としている2つの円は、試行的なものだが、このように最遠の異常震域の地点から離れたところで異常震域があった場合にも、円を描くことにした。
この予測が実際その通りになれば、紀伊半島周辺で大きな地震が起きることになる。
※昨日YouTubeに投稿したマリアさん初出演の動画、もうすぐ3000回に達しそう。
緊急で出してくださいと言われただけあって、遠くない先に起こり得ると考えておくべきだろう。
オジギソウの次にネムノキも欲しくなり、Amazonであったので買ってみたら、エバーフレッシュというボリビア原産の植物だった。
それでも触れたり夜になると葉が閉じるそうなので、地震前兆を示してくれるかどうか検証したい。