今日18:42に石川県能登地方の先端部内陸でM5.2、最大震度5弱の地震が発生したが、昨日からイオノグラムなどの前兆があり、また今日は前震があったので、ある程度想定していた地震だった。
■石川県能登地方M5.2
地震の詳細は以下の通り。
気象庁によると、津波の心配は無いという。
震源は、能登半島の北端の岬部分だったようだ。
■地震の特徴など
実は石川県能登地方では昨夜からM2クラスの地震が2回起きていて、過去の大地震の前に前震が起きていたかどうかを調べていたところだった。
このあたりで起きる地震に特徴的な、10kmと震源が浅い地震だった。
そのために、M5クラスとしては非常に強い揺れとなった。
19時時点では、被害の報道はないようだ。
今朝マリアさんとチャットでやりとりしていて、「日本列島真ん中」が揺れそうと言っていた。
マリアさんは昨日のブログで「耳鳴り酷い」と書いていたけれど、ここ東京よりも長野の方が震源に近かったので、強い体感となったのだろう。
下記の表は、1919年以降に石川県能登地方で起きたM4.5以上の地震の一覧。
1件だけ300kmと深いところで起きた地震があるが、これはまた別要因のものだろう。
このように、昨年3月にもM5.5の地震が起きて、その後に小規模の地震が続いていた。
今回のように、前日から小規模の地震が起きていた場合は、より強い地震が起きるかもしれないと身構えることができて、いきなり前触れもなく揺れるよりは良いだろう。
■中国四川省でM6.0の地震
今日は中国・四川省でもM6.0の地震が起きた。
M 5.4 - 52 km WSW of Yongchuan, China
Time: 2021-09-15 20:33:32 (UTC)
2021-09-16 05:33:32 (JST)
Location: 29.182°N 105.391°E
Depth: 10.0 km
時間は現地で3時半ころの未明だった。
プレート的には、揚子江プレートとユーラシアプレートの境界近くで起きた地震だった。
続いて日本も揺れそうだなと思っていたら、やはり揺れた。
マイクロプレート理論では同じプレートではないが、揚子江プレートが押されて西日本が乗っているアムールプレートに影響が及んだのか。
人的被害も出ていて、20時時点では負傷者60人、犠牲者3人となっている。
下記の写真では、瓦が崩れ置て来たのだろうか。
下記のGuardianのYouTubeニュースで見ることができる。
■イオノグラム
昨日の記事で書いたように、昨夜のイオノグラムは各地で強く出ていた。
下記のデータは昨日9/15 19:00時点のもの。
特に国分寺が強く出ているが、それ以外の各地点でも大き目の地震を予感させるものだった。
そのため、大きめの地震があるかもしれないと注意喚起していた。
■テレビ電波障害
もう一つ、今日あった前兆現象は、地デジテレビの受信障害だった。
9/16 15:24、日本テレビが受信不良で、数秒間映らない状態が4回ほど続いた。
明菜さんも今日のブログ記事で、東北・や東海からBSの乱れや、ラジオの受信障害の報告を受けていると書いていた。
うちではインターネットが光+Wi-Fiなので、メッチャ影響を受ける。
昨日から、インターネットがすごく遅くて仕事に差し支えていた。
ネット上でよく見られるように、何でもかんでも地震に結び付けるのは慎みたいが、たとえばATMの障害とか…。
電波やWi-Fi関連は経験上、大いにあるだろう。
車や家電のリモコンの誤操作なども同様。
ただし全てが地震前兆に結び付くわけではなく、常に「客観的観察」が必要になってくる。
うちのラドン測定器は、さすがに遠地の地震なので影響は無かったのではないか。
■今日の前兆現象
シロの運動量は、急増していた。
昨日の1175回から7325回に急増したのは、さきほどの能登半島の地震の前兆だったのか。
まだ関東では対応する地震が起きていなく、様子見としたい。
※マイクロ顕微鏡、AndroidタブレットではアプリをDLして簡単に繋がった。
PCではWin7ではアプリDLで見れたが、今使っているWin10ではDLしても繋がらない。
何かしら競合が起きているのか?
このように、トラブルが起きても自分で対処できない人にはお勧めできない。