今日は関東など東日本で「ハロ」(日暈、にちうん)が観測されたが、過去の事例や最近のハロ観測例を調べて地震前兆の可能性を検討する。
関東では昨夜から千葉県で3回ほど地震があり、ハムスター運動量や頭痛体感で中々結果が出なかったが、やっと揺れ揃った感じだ。
■ハロ
まず今日9/13の東日本では、朝から各種「虹色現象」が多数見られた。
特にハロは、太陽の周囲を囲む円形の虹色現象だ。
昼前になって「幻日環」も出現し、「ハロ」と二重の輪になったという。
9/10には静岡県と福島県で白虹が観測されたことを記事で書いた。
この2週間ほどで、ハロや白虹が各地で観測されている。
それらを下記の表にまとめてみた。
対応するかもしれない地震がある場合は、右側に記している。
■最近の前兆事例
以下に、最近観測されたハロや白虹で、その後に対応するかもしれない地震が起きた例を示す。
2021/08/27 11:35に北海道・帯広市でハロが撮影された。
翌日、2021/08/28 13:21に日高地方西部でM3.7,最大震度1の地震があった。
撮影地点から震源までのおよその距離は、42km。
北海道にしては、目と鼻の先的な距離感覚だろう。
9/7には、香川県や岡山市で珍しい「9度ハロ」が観測された。
これは、ハロの内側にもう一つハロができるという現象。
一般的に気象学では、ハロは天気が下り坂に向かう際に出現するといわれる。
■関東は揺れ揃ったか
昨日9/12の記事で、関東は有感地震がずっと止まっていて、昨日の昼にやっと小笠原諸島でM5.1の無感地震が起きて、各種の前兆はこれだったかと思った。
だが、それにしては納得できないところがあって、関東はこれからも地震が起きそうだと書いておいた。
すると、その後に千葉県で立て続けに地震が起きた。
立て続けは言い過ぎとしても、M3~4クラスの地震が昨夜以降に3回起きた。
昨日の記事ではちょっと判断の甘さがあって、やはり遠方の小笠原諸島ではM5.1でもハムスターの運動量増加や私の強い頭痛は引き起こさないのではないか。
■今日の前兆現象
シロの運動量は、一昨日に続いて1万回超えとなった。
これは、今日15:37の千葉県北西部M3.3、最大震度1の前兆だったのかもしれない。
ラドン濃度は昨日朝からの10から夕方に11に上昇した。
関東地方で地震が続いて、これで一段落ということだろうか。
そう思っていたら、19時からまた10に下がった。
ばけたん点滅は以下の通り。
19時台:赤1回、青0回
20時台:赤0回、青1回
イオノグラムでは、国分寺がノイズが多いが、それを除いても小規模かもしれないが地震がありそうだ。
また稚内と沖縄は別の地震かもしれないが、それなりの規模になるか。
耳鳴りはまだ強めで、関東は小規模かもしれないがまだ揺れそうだ。
※5年長期保存のアルファ米セット。
もっと少なく安いものもある。