リシルさんが今日のブログ記事で「東北震度4~5」という新たな予測を公開したが、ちょうど私が9/14の東海道南方沖M6.2の異常震域を伴う地震によって北海道から東北で地震を予測しているのと共通点がある。
またギリシャ・クレタ島で犠牲者が出た被害地震が起きたので、今後の影響を考えてみる。
■リシルさん
リシルさんは、今日2021-09-27 16:20の「東北震度4~5」と題したブログ記事を書いている。
記事タイトルがすべてで、内容は「ご注意下さいませ!」とだけある。
●1
9/14の東海道南方沖、M6.2、深さ385km、異常震域を伴う地震による予測で、10/14頃までに北海道~東北でM6.0以上の地震を予測しているが、それに対応する地震だろうか。
■クレタ島M6.0
地震の詳細は以下の通り。
M 6.0 - 7 km NNW of Thrapsanón, Greece
Time: 2021-09-27 06:17:22 (UTC) 、15:17日本時間
Location: 35.252°N 25.260°E
Depth: 8.7 km
住宅や教会で被害が出て、ギリシャで4番目の都市の近くで被害となった。
すでに負傷者数人、犠牲者1人が出ている。
地元の専門家によると、まったく予告なしの地震ではなく、クレタ島周辺で事前に地震が多発していたようだ。
下記マップは今年起きたM2.5以上の地震。
北東の方で最大M5クラスの地震も起きていたようだ。
■過去のクレタ島の地震は?
過去にクレタ島では大地震が起きていただろうか。
ギリシャは大地震が多発する地帯だが、半島から沖合のクレタ島も例外ではない。
M8クラスの巨大地震も起きていた。
また、日本への影響は、まったくないとは限らない。
以下に、過去のクレタ島の大地震と前後に中国や日本で起きた地震を並べる。
0365年07月21日:クレタ地震、Mw8.0~8.6、津波、犠牲者多数。
---
1303年09月17日:中国山西、洪洞地震、M8.0、犠牲者20万人
1303年12月:クレタ島、M8。
---
1780年07月30日:庄内地方、M6.5~7.4、犠牲者2人。
1780年10月:クレタ島、M7、犠牲者100人。
---
1856年08月23日:安政八戸沖地震、M7.5~8.0、津波、犠牲者29人。
1856年10月12日:クレタ島、ロドス島、M8.0、犠牲者35人。
---
2021年09月27日:クレタ島、M6.0、犠牲者1人。
上記2件の日本の地震の場合、いずれもクレタ島の地震の前に起きていた。
離れているために直接的なプレート間の作用が働いたとは思い難いが、ユーラシア大陸周辺が全体的に地震活動が活発になっていたのかもしれない。
プレートでいうと、下記マップのようにクレタ島はエーゲ海プレートとアフリカプレートの境界近くにある。
巨大地震を含めた大地震が繰り返し起きるわけだ。
今日は、クレタ島のほかにタジキスタンでもM5.1の地震があった。
今後のことをいえば、低い可能性としては東・西日本も注意が必要かもしれない。
■地震
■今日の前兆現象
今日はイオノグラムだけを。
どこでも揺れそうだが、沖縄が強いだろうか。
右上の国分寺は、今の茨城県沖の地震だったようだ。
※たまにAmazonで買う、アマゾンHappy Bellyブランドの農薬節減玄米。
定番の山本電気の精米機で子供が食べられる程度に分搗き米にする。