昨日は異常震域を伴う地震の後で大規模な地震が続く例を示したが、深さ500km以上の深発地震では異常震域を伴わなくても大規模な地震が続くことがあることを説明する。
■深発地震の補足
一昨日9/3のオホーツク海南部M5.9の地震は、国内で異常震域を伴う地震だった。
だが、たとえ異常震域がなくても、深さ500km以上の深発地震では、その後に大規模な地震が続く傾向がある。
日本以外でも、世界的に傾向としてあるかもしれず、それは今後の研究課題とする。
深さ500km以上の深発地震は1919年以降の約100年間で100回起きていた。
約1年間に1回の割合で、そう頻度が高くない。
■深さ500km以上の地震の例
たとえば過去3年間ほどで起きていた深さ500km以上の地震について、例を示す。
大体、その後1ヶ月以内くらいに起きたM6.0以上の地震を並べている。
凡例:【フ】フィリピン海プレート上、【ア】アムールプレート上、【オ】オホーツクプレート上、【沖】沖縄プレート上
【フ】2018/06/03 04:33:小笠原諸島西方沖、M4.7、深さ515km、最大震度1
【フ】2018/06/18 07:58:大阪府北部、M6.1、最大震度6弱
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【フ】2019/04/12 16:30:硫黄島近海、M5.8、深さ619km、最大震度1
【フ】2019/04/18 14:01:台湾付近、M6.5、最大震度2
【フ】2019/05/10 08:48:日向灘、M6.3、最大震度5弱
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【オ】2020/12/01 07:54:サハリン西方沖、M6.7、深さ619km、最大震度3
【フ】2020/12/10 22:19:台湾付近、M6.3、最大震度2
【オ】2020/12/21 02:23:青森県東方沖、M6.5、最大震度5弱
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【フ】2021/03/03:小笠原諸島、M4.1、深さ505.5km、無感地震
【オ】2021/03/20:宮城県沖、M6.9、最大震度5強
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【フ】2021/05/30 22:33:小笠原諸島、M5.4、深さ517.6km
→無し
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【オ】2021/09/03 19:14:オホーツク海南部、M5.9、最大震度1、深さ628km
→???
■深発地震が要注意なわけ
ご承知の通り、このような深発地震は日本周辺では起きるところが決まっていて、下記のようなくの字型になる。
日本海の大陸よりやオホーツク海あたりでは、日本で有感地震とならないことも多く、やはり有感地震になるのは紀伊半島から関東の南沖のあたりが震源となる。
前述の2018年6月3日のように、小笠原諸島西方沖が震源となることが非常に多く、このあたりで深発地震が起きれば、たとえ異常震域を伴わなくても注意が必要だ。
…というような視点で見ていれば、その月の6/18に起きた大阪府北部地震のような被害地震も予め注意することができるわけだ。
そのため、一昨日の記事で予測したエリア以外でも、大きめの地震が起きる可能性があることになる。
■今日の前兆現象
シロ(ハムスター)の運動量は、今朝は急増した。
対応する地震は、まだ起きていない。
また体感は相変わらず頭痛が続いている。
今(9/5 21:30)も、耳鳴りが凄く強く続いている。
頭痛体感では、下記の範囲で関東圏で地震がありそうだ。
9/5~6
9/8~9
また耳鳴りも9/5~6の頭痛体感と同じことになる。
イオノグラムは、18:55時点では各地で強めに出ている。
国分寺も強そうで、今の私の耳鳴りと同じかもしれない。
9/6(火)の新月トリガー期間に入りつつあるので、やはり大きめの地震に注意が必要だろう。
※5-ALAはまだエビデンス待ちだが、この本にあるビタミンC・D・亜鉛は経験上でも納得できる。
ワクチン打たない主義の方は、免疫力を高める努力をしないと命の危険があるかも。