九州に上陸した台風14号は東へ直進して西日本から関東へ進み暴風や大雨の恐れがある。
今後の進路次第では地震が起きる地域がわかる可能性もあるが、そうなる理由を過去の事例とともに解説する。
■台風14号
台風14号は今日夕方に福岡県に上陸し、統計開始以来はじめての福岡県上陸となった。
そして明日9/18には関東の南沖へ進み、温帯低気圧に変わる見込だという。
今後九州など西日本では暴風に注意が必要で、明日は東日本や北日本でも沿岸部を中心に強風が続き、突風が吹くおそれもある。
できるだけ外出は控えた方が良いだろう。
今日のマリアさんのアメンバー限定をはずしたブログ記事を見ると、9/10に仲間が夢で「14」の数字を見たとある。
つまり夢で知らされるというのは、それだけ警戒が必要ということだろう。
■台風と地震
台風14号は今のところの進路は、特に怪しい点は見られない。
強いて言えば、九州の西方の東シナ海で方向が定まらずウロウロしていた時期があった。
ただ、あのへんは大地震は滅多に起きないので、地震とは関係ないかもしれない。
自説では、台風が気圧などによる予測通りに進まず変なところで進路を変えたりするときには、地震の前兆である可能性がある。
つまり、台風は近いうちに地震の震源となる地点を「避けて」進む。
それは気圧や電磁波が原因なのかもしれないが、現時点ではもっともな理屈付けはできないでいるが、過去の観測から現象論的にそのような法則性があるのではないかと考えている。
■怪しいい進路を取った今年の台風
では、今年の台風の進路で、そのような例はあっただろうか。
短時間で検証した結果、下記の3つの台風でそのような例があるかもしれない。
以下に、台風ごとにまとめて解説する。
◎台風3号:5/31~6/6
フィリピンの東を北上する予測だったのが北西に進みフィリピンに上陸した後で沖縄の北方で温帯性低気圧に変わった。
下記のマップを参照しながら、以下の文を読んでください。
(図はデジタル台風サイトより)
6/2 15時:北上中に西北へ進路を変えた。
→7/24 5:20 JST:フィリピン北東沖、M6.7
6/4 12時:北上中に台湾島の手前で東へ進路を変えた。
→2021/8/5 6:50:台湾北部沖、M6.3
ちなみに、台風14号が上記の8/5の台湾北部沖M6.3の震源のほぼ真上を通っているが、これは地震が起きた後だから、こういうことが起こり得たと考えている。
もし地震が起きる前に通っていたら?
そこを「避けて」通っただろう。
◎台風8号:7/23~7/28
史上初の宮城県に上陸した台風。
7/28の東京オリンピック開催中に上陸した。
秋田県沖で温帯性低気圧に変わった。
以下の地震は、すべて下記の一つのマップ上に書き込む。
7/27 15時:北上中に進路を若干西へ変更。
→2021/08/22 6:55:茨城県東沖(無感)、M5.2
→2021/08/22 11:24:福島県沖、M5.3
7/28 9時:北上中に進路を若干西へ変更。
→8/23 4:17:岩手県内陸北部、M4.1、震度2
7/28 12時:北上中に進路を90度西へ変更。
→2021/08/23 4:17:岩手県内陸北部、M4.1、震度2
◎台風10号:8/5~8/10
以下の2点を下記の1つのマップに書き込む。
8/7 9時:東へ進む中で進路を若干北へ変更。
→2021/09/12 14:32:東海道南方沖(無感)、M5.1
8/7 18時:北上中に進路を90度弱東へ変更。
→2021/09/14 7:46:東海道南方沖、M6.2、最大震度3
以上は今日短い時間で検証したもので、元々の進路予測がどのようなものだったかまで考慮していない。
そのため、場合によっては気圧の谷間に沿って進む通常の進み方の場合もあるかもしれない。
以上の私の考え方が誤っていなければ、ある台風が「挙動不審」な動きを見せた場合は、その後に台風が避けて通った地点で地震が発生する可能性を考えることによって、ある程度の地震予測は可能になるだろう。
■今日の前兆現象
今朝のシロの運動量は、少なくなった。
ただ、シロは昼から夕方までずっと起きていて挙動不審が見られた。
明日の朝の運動量がどうなるか。
ラドン濃度は、昨夜の8から9の間をさまよっていて、雨が降ってきたのでアテにならない。
※被災した時に、これまでは情報収集用にラジオが定番だったが、これからはワンセグTVか。