昨日政府は、巨大地震・津波が切迫している「千島海港」と「日本海溝」でM7クラスの地震が起きた際に、巨大地震への注意を呼びかけることを検討すると発表した。
そこで、過去の日本の歴史的地震で多くの場合にM7.0クラスの前兆的地震が起きていたことをデータで示すことにする。
■政府の発表
東日本大震災クラスの巨大地震と津波が切迫しているとされる北海道から岩手県にかけての沖合「千島海溝」と「日本海溝」について、政府はM7クラスの地震が起きた場合、巨大地震への注意を呼びかける方向で検討を進めることになった。
千島海溝と日本海溝の位置は下記マップの通り。
周知のとおり、この2つの海溝では最悪でM9クラスの巨大地震が想定されている。
そして、そうなると高さ20m以上の津波が押し寄せる可能性が高い。
南海トラフ巨大地震では、想定震源域でM7クラスの地震が起きた際には、「南海トラフ地震臨時情報」として「巨大地震注意」が発出される。
■過去の大地震の傾向
このニュースを受けて、1919年以降に起きた大規模な地震で、かつ多くの犠牲者が出た被害地震について、それに先だってM7.0以上の地震が起きていたかを調べてみた。
すると、9回ほどの大地震の1年前以降に、M7.0以上の地震が起きていた。
下記の表で、左端カラムに「●」を付けた地震がそれにあたる。
そして、その1年前以降に起きていたM7.0以上の地震を「○」で示す。
このように、関東地震、昭和三陸地震、阪神・淡路大震災、東日本大震災、熊本地震といった歴史に残る大地震の前には、何かしらの大きな地震が起きていた。
このうち「●」を赤字で示した地震は2つあるが、いずれも日本海溝付近が震源となっていた。
■遅延や地震の規模など
上記の地震のうち、「○」印の地震のうちいくつかは、「●」印の地震の震源とかなり離れているものもある。
そのへんの検討が必要だが、今は機械的に抽出したままとしている。
特に、近年起きた東日本大震災と熊本地震では、「○」印が各3つ付いていて、それらを全て関連があるとするには、これも検討が必要だ。
たとえ離れている場合でも、その時期に日本周辺で大地震が起きやすい地殻の状態にあったことは言えるかもしれない。
また、前兆地震(と仮に呼ぶ)では、小笠原諸島付近で起きる地震が目立っている。
このあたりで大きな地震が起きると、その北側でより大規模な地震が待ち受けていることが多いが、時にはその西方(熊本地震)で起きることもあるようだ。
こうして見てきたが、本当の意味での「巨大地震」はそう滅多に起きるものではなく、今回の過去100年間ほどでは、そのようなケースは僅かだった。
それでも、今回政府が検討を始めたようなアラートを出すことは有意義だろう。
というか、なぜ今まで行わなかったのかが疑問が残るところだ。
■頭痛体感の予測範囲
8/22~23の強い頭痛体感から、8/25(水)~27(金)頃に関東圏で地震があるだろうと予測した。
その結果、まず第1弾として下記の地震が起きた。
2021/08/25 16:14:茨城県南部、M4.0、最大震度2、距離69km
また今朝のシロの運動量も測定開始後6日目で最多の9585回で、午後に上記の地震が起きた。
ばけたんは、認識しただけでも下記2回あった。
15時台:赤1回、青0回
16時台:赤1回、青0回
昨日のイオノグラムでは各地で強く出ていて、特に国分寺が目立っていたが、上記の茨城県南部M4.0の前兆だったようだ。
他にも奄美大島近海M4.8、和歌山県北部M2.5、岩手県沿岸北部M3.5と、各観測点それぞれ別の地震に反応していた。
■今日の前兆現象
次に現時点(8/25 21:50)のイオノグラムを見ると、また国分寺が強く出ている。
今夜か明日あたり、私の頭痛体感に対応する地震が起きるだろうか。
山川(鹿児島県)のデータにノイズが多いのは、機器の異常かもしれない。
※注文中の本は、オーソドックスな医学ではなくオーソモレキュラーの分野なのでご注意を。
ビタミンC・D・亜鉛のうちC以外はコロナ禍以前からサプリで摂っていた。
これらは食品だけから必要量を摂取するのは困難。