日本時間の今日未明に南太平洋サウスサンドイッチ諸島でM8.1の地震が起きたが、この震域で大地震が起きると南米や東日本で大地震が続くことがあるので注意が必要だ。
■地震情報
この地震の詳細は以下の通り。
まず日本時間8/13 3:32にM7.5の地震があり、その後3:35にM8.1の地震が起きた。
まず日本時間8/13 3:32にM7.5の地震があり、その後3:35にM8.1の地震が起きた。
M 8.1 - South Sandwich Islands region
Time: 2021-08-13 03:35:20 (UTC+09:00)
Location: 58.416°S 25.321°W
Depth: 48.3 km
■プレート境界
この地震は日本からずっと遠いところで起きたもので、自分とは関係ないと思われがちだろう。
だが、そうでもないかもしれない…ということを説明する。
だが、そうでもないかもしれない…ということを説明する。
この地震は、下記の図のように2つのプレートが入り組んだプレート境界で起きていた。
日本時間3:32にM7.5の本震が起きてから、現時点(8/8 20:45)で余震が30回以上も起きた。
■その後に続いた地震
過去100年間くらいで、このサウスサンドイッチ諸島でM7.0以上の地震が起きたあとでどのような地震が起きていたかを調べてみた。
1943/03/09:サウスサンドイッチ諸島、M7.0
1943/04/06:チリ、コキンポ沖、Mw8.2、犠牲者30人
---
1964/05/26:サウスサンドイッチ諸島、M7.8
1964/06/16:新潟地震、M7.5、犠牲者26人
---
1971/01/03:サウスサンドイッチ諸島、M7.1
1971/02/26:新潟県上越地方、M5.5、犠牲・負傷者13人。
---
1987/01/30:サウスサンドイッチ諸島、M7.0
1987/03/06:エクアドル・コロンビア、M6.9、犠牲者5,000人。
---
2003/08/04:サウスサンドイッチ諸島、M7.6
2003/09/26:十勝沖地震、M8.0、犠牲者・不明者2人
2003/11/17:アリューシャン諸島、Mw7.8
---
2013/11/17:サウスサンドイッチ諸島、M7.7
2014/04/01:チリ沿岸北部(イキケ地震)、Mw8.2、犠牲者6名
■南米と東日本
このように、1~2ヶ月の間に、南米や東日本で大規模な地震や被害地震が起きていた。
特に新潟では、1943年から7年ぐらいのブランクの後で1964年に再度このパターンがあった。
特に新潟では、1943年から7年ぐらいのブランクの後で1964年に再度このパターンがあった。
南米はともかく、なぜ遠方の東日本まで影響が及ぶのか?
誰もがそう思うだろう。
プレート間の押す力が働いて、たとえば下記の図のような形で地震が連鎖する可能性はないだろうか?
可能性としては低いだろうが、そのように考えるのだ。
無理があるのはわかっているが、敢えてそう考えるのは、上記の地震連鎖のうち、北海道と新潟の3つの地震が1~2ヶ月弱の間に起きていたからだ。
いずれも、北米(オホーツク)プレート境界付近で起きていた。
そのため、このような連鎖の可能性を考えた。
今後、さらに説明の可能性を考えてみたい。
※届いてから1ヶ月足らずだが、コバエや蚊を捕獲する神的ツール。
いままでの他の方法による努力は何だったのかと思えてくる。
気に入って即2台目を購入した。