■台風9号
まず、8/9に温帯低気圧に変わった台風9号について。
8/8 18時時点では、下記のような進路予測だった。
それが、台風消滅前の8/9 6時頃に、進路を多少東へ変えてから温帯低気圧になった。
そのため、あまり顕著ではないものの、念のためということで丸で囲んでおいた。
その1週間ぐらい前の8/2 9:37に島根県東部でM4.3最大震度4の地震が起きて、そのすぐ手前を右折していったのが気になるところだ。
つまり、後続の、より大規模な地震が起きないかということ。
この震源域では滅多に大きな地震が起きないので、可能性としては低い。
ただし、過去には下記のような不穏な地震も起きていた。
1943/03/05:島根県東部、M6.2、最大震度5
1943/09/10:島根県東部(鳥取地震)、M7.2、最大震度6
■鳥取地震→東南海地震
この2つの地震は、特に名を冠していないところを見ると大きな被害が出なかったのかもしれない。
…と思ったが、M7.2は鳥取地震のことだった。
犠牲者1,083人という大きな被害地震だった。
その後に気象庁で、島根県東部に震源が変更になったのだろうか。
この地震で教訓的なこととしては、M6.2の地震が起きた時に「これで終わり」と思わないことだ。
この時も半年後に1回り大きいM7.2の地震が起きたように。
もっとも、この時には戦時中で、そういうことを気にしている余裕は無かったかもしれないが。
その翌年1944/12/07に昭和東南海地震(M7.9)が発生した。
南海トラフが動く前には、西日本の内陸部で大きな地震が起きると言われている。
これも、その一つだったのだ。
台風の話が変な方向へ行ってしまったが、あまり油断しすぎないことも大切だ。
■台風8号
次に、台風8号。
これは、7/27 18時時点では、下記のような進路予想だった。
そして実際は下記のような進路を取った。
その後に、マップ上で記したM3~M4クラスの地震が起きて、その一つが先ほど8/10 18:39に青森県三八上北地方のM3.2の地震だった。
この程度の規模の地震で、これほど大きく進路を変えることはないと思われるので、青森県内陸あたりで更に大きな地震が無ければ良いが。
※小型の割には風力が強力で家族にも評判が良い。
首から下げて角度を変えることによって顔に風が行くのが良くて、それを目的に買った。