8/3 0:35から14回ほど、茨城県沖でM4~M6クラスの地震が続いたが、1週間ほど前に付近を通過した台風8号がこれらの地震の震源となる地点を微妙に迂回していくかのような進路を取っていったようなので、検証してみたい。
■台風8号
さきほど諏訪から帰宅したばかりなので、今日の記事は手短に終わらせたい。
8/2から諏訪に宿泊して、2日間は多忙だったためにブログを執筆できなかった。
7/28に、「【地震予測】台風8号の進路から地震が気になるところ~東日本で地震に注意か」と題した記事を書いた。
そこで、台風8号が怪しい進路を取っていたので、ピンク線で囲んだエリアで地震が起きるかもしれないと書いておいた。
■茨城県沖M6.0
その後、今朝2021/08/04 19:28のM4.6、最大震度1まで茨城県沖でM4~M6クラスの地震が14回起きた。
うち最大規模は、下記の表のとおり2021/08/04 05:33のM6.0、最大震度3の地震だった。
■茨城県沖
ここからが問題だが、7/27に台風8号が付近を通過した時の進路が、上記の地震の震源とどう関係するかを、下記のGoogleEarthのマップでまとめた。
前述の7/28の記事の通りにピンク線で囲んでみたが、茨城県沖の地震の大半は、そのエリア内で起きていた。
ただ、最大規模だったM6.0の地震は、それより南東に多少逸れていたが。
こうして見ると、台風8号は7/27 18時頃に突然に進路を北東に変更したが、それはちょうど8日後にM6.0など14回の地震の震源となった地点の手前だった。
そして台風8号は、まるでピンク丸のあたりを迂回するかのように北上していった。
本当にうまい具合に震源となる地点をすり抜けていったように思われるが、進路の変更が本当に地震のせいだと断言できるほどの例ではないように思う。
あとは・7/28の記事で書いたように、秋田県の内陸あたりも地震が起きるかもしれないが、あまり大きめの地震が頻繁に起きるところではなく、念のため指摘しておく。