『週刊ポスト』で南海トラフ巨大地震が10~20年後頃に起きると予測している科学者がいるので紹介するとともに、それを裏付けるような別の予言があるので紹介する。
■南海トラフの予測
昨日NEWSポストセブンで、『南海トラフ地震は「2035±5年」にも 津波被害は東日本大震災より甚大か』と題した記事が掲載された。
『週刊ポスト』2021年8月20日号に掲載された記事だ。
この記事では、京都大学名誉教授の鎌田浩毅氏(火山学)が取材を受けている。
この人は、政府は南海トラフ巨大地震の発生確率を「30年以内に70~80%」としているところを、より狭い範囲で予測している。
「2035±5年で必ず起こる」と自信をもって断言している。
地震の規模は最大でM9.1、関東から九州までの広範囲で震度5弱以上の大揺れになる見込みとある。
また、南海トラフ巨大地震が富士山噴火の引き金になる可能性も指摘する。
この点だけについていえば、あり得るだろうと同意する。
18世紀初頭の宝永年間、1707年に、宝永地震(南海トラフ)と宝永大噴火が2ヵ月弱の間隔で連鎖した。
■予言と一致
この先生によると、海溝型の大地震は、計算によって予測は可能だという。
鎌田氏の著書は持っているが、あまり急いで読みたいと思う本はない。
ここまで書いて、思い出した。
そういえば、マリアさんが富士山噴火がかなり先と言っていたことを。
そういえば、「2036年かな」と書いていた。
関東が茶色く見えるというから、やはり火山噴火なのか。
■スズさんの娘さんの夢
鎌田氏の研究に言及した過去のブログ記事を探していて、スズさんの娘さんのずっと前の夢の記事が出てきた。
2014年に、スズさんの娘さんが富士山噴火の予知夢を見たというもの。
それは、スズさんの『災害の夢ブログ』の記事にある。
2014/07/01 06:30の「つい先程、、」と題した記事。
スズさんは、こう書いていた。
私の子が目を覚まし、夢を見たと言っておりました、、。
怖い夢を見た、、富士山が赤くなって、5回ドンてなった、、怖くて泣いた、、と言っておりました、、。
その後に何が起きたかというと…
富士山噴火ではないが、すぐ後に歴史に残る火山噴火が起きた。
2014/09/27に、御岳山が噴火し、犠牲者・行方不明者63人で日本の戦後最悪の火山災害となった。
ああ、これだったんだ。
「2035±5年」
もちろん、鎌田氏の予測通りになるとは限らないが、注意しておきたい。
子供にとっては、富士山も他の火山も同じようなものだろう。
御嶽山は季節によっては、頭だけ雪を冠していて、富士山のように見える。