秋田県の明菜さんが昨日のブログで「地震に警戒して下さい」という記事を書いていて、福島県会津で地震が起きたあとも警戒が必要とある。
7/13には秋田県内陸でも地震があったが、この辺で地震が続いた後ではどのあたりで大きな地震が起きる可能性があるかを考えてみる。
■福島県会津の地震
まず、冒頭のアイキャッチ画像は1983年5月25日に秋田県能代市西方沖で起きた日本海中部地震の新聞記事。
この地震については、あとで書く。
まず、昨日7/18から今朝まで8回起きた福島県会津のM2~M4クラスの地震について。
明菜さんが「明菜のブログ」の昨日2021/07/18 20:34の「地震に警戒して下さい‼‼」と題した記事で書いている。
以前から書いているように、この震源で地震が起きると警戒が必要だと。
やはり地元に近いから以前から注視しているのだろう。
■日本海中部地震
そこで、対象の震源域として、秋田県内陸北部・南部、そして福島県会津の3つのエリアの過去100年ほどの地震を検索してみた。
そして古い年代順に見ると、まず1982年の1月から翌年5月に何度か地震があった。
下記の表のように、この間にM7クラスの地震が2回起きた。
2回目の秋田県沖は、1983年5月26日に起きた日本海中部地震(M7.7)で、津波マグニチュードはMt8.1と、日本海に大津波をもたらして、104人の犠牲者が出た。
この時には、秋田と会津のいずれもM4クラス以上と、それなりの規模の地震が間隔を空けながら続いたが、こういう時も警戒した方が良いという例だ。
■岩手県内陸地震
次の例は、2008年2月から7月の5ヶ月間ほどで、主に秋田県内陸南部で多くの地震が起きていた。
そして起きたのが、まず秋田県内陸地震(M7.2)だった。
この時には、各地で山崩れや地滑りが多発して、23人の犠牲者となった。
それだけで終わりとはならず、翌月には今度は岩手県沿岸北部でM6.8、最大震度6弱の地震が起きた。
この地震には名前はつかなかったが、1人の犠牲者が出た。
岩手県の余震ではなく、2つの地震の関連性は薄いとされている。
それから、これは切り出しはしないが、秋田県内陸や福島県会津あたりで小規模でも地震が続くと、ずっと北のオホーツク海やウラジオストク付近でM7クラス以上の地震が起きることがある。
その場合、異常震域になっても日本で大きく揺れることはないが、震源によっては日本へ津波が達する可能性もあるので注意が必要だ。
秋田県内陸では今月は1回しか起きていないので、今のところは特に警戒するまでもないが、それよりも福島県会津の方だろう。
※先日Amazonで買った電撃虫取り器、台所に設置して蚊とコバエがどんどん捕れて、掃除が大変そう。
それで2台目を買って2階にも設置した。
全く静音だが、虫が入るとバチっと、愛用している電撃ラケットと同じくらいの、けっこうな音がする。