6/3にオジギソウの種を蒔いて、発芽してきたので、「おじぎ」するかどうかを試してみた。
また、過去におじぎ草が地震の前に葉を閉じた前兆事例も紹介する。
■以前に育てた「地震予知草」
おぎじ草を育ててみたいと最初に思ったのは、2005年頃だった。
しかも、すっかり忘れていたが、その頃に「地震予知草」の種や土の栽培セットを買って育てていたのだ。
小さな缶詰に培養土が入っていて、それを室内で育てていた。
その後にどうなったかというと…。
2005/07/23の記事で、地震予知草が枯れていたとある。
室内でエアコンがいけなかったのか。
結局、初めての試みは、実際に「地震予知」してくれるようになる前に、終わってしまった。
■オジギソウがお辞儀した
そして今月になり、種をAmazonで購入した。
400円くらいだったが、花屋で買えばずっと安いだろう。
私が買ったことをブログで書いたせいか、Amazonでは売り切れた。
そして2021/06/03に、オジギソウの種をまいた。
プランターと培養土は、百均で買ってきた。
そして今日2021/06/16に、種を蒔いてから12日経って伸びてきたので、触れると葉が閉じるのかどうか、やってみた。
下記のInstagram動画で、さわりだけ公開している。
■地震前兆例
調べてみると、オジギソウは、接触・熱・風・振動で葉を閉じるという。
そうなると、大きな地震が起きて葉が閉じることも、あってもおかしくなさそうだ。
問題は、地震の前にも「お辞儀」するかどうかだ。
この事例をネット上で探すと、あった。
神奈川西部の人が、ある地震関連の掲示板で、2009/11/23頃から12/1まで、9日間連続で葉が閉じたままの状態だと書いていた。
そして、その後に神奈川県の周辺で対応する地震が起きたかというと、下記の地震があった。
2009/12/17 23:45:静岡県伊豆地方、M5.0、最大震度5弱
※以降に同震源でM4~M5クラスが計8回。
静岡県伊豆地方で8回もM4~M5クラスの地震があったならば、9日間も葉が閉じたままだったというのも納得できてくる。
■池谷元伺氏の著書で
オジギソウの地震前兆現象を研究した科学者といえば、故池谷元伺大阪大学名誉教授がいる。
というか、この人ぐらいしかいなかったと言うべきだろう。
池谷氏は、著書『大地震の前兆 こんな現象が危ない』で、オジギソウの地震前兆事例について言及している。
この第6章「植物が語る前兆現象」の章で、おじぎ草の実験をしている。
おじぎ草の鉢をパンデグラフ高圧発生器の上に置き、静電場を発生させた。
すると、おじぎ草の葉は閉じ、茎が折れてしまった。
また、高電圧の細線からコロナ放電させたところ、これも葉が倒れた。
外を通った車のエンジンプラグの放電でも葉を閉じたという。
こうして、オジギソウは電磁波に敏感に反応することがわかった。
それならば、地震前兆として発生するパルス電磁波に感応して「おじぎ」しても、まったく不思議ではないことになる。
後は、この偉大な先覚者の説を検証するだけだ。
これは未知数の要素があるが、やってみる価値は大いにあるだろう。
■今日の前兆現象
今(6/16 21:45)は、セミ鳴きの耳鳴りが強い。
昨夜よりも強くなっている。
まだ自分が実験に成功していないので、「皆さんもどうですか?」とは言えないが、種を蒔くのに適した時期は5月~6月なので、今を逃すと来年まで待たなければならないだろう。
前述の池谷氏の著書はまだAmazonで古書が数十冊あるが、次第に高くなっていいき、最後はビックリ価格。
私が「バイブル」とか何とか書きすぎたせい?
下記の著書も同じくらい古書があるが、こちらはもう少し学術的な書かれ方をしている。