イヌの飼い主向けのWebサイトで、飼い犬が「地震予知」するかどうかのアンケートを取ったところ、興味深い結果が出てきたので紹介する。
■地震予知する飼い犬は?
「INUNAVI」という、イヌ好きな人のためのWebサイトがある。
ここで、犬の飼い主さんたちへのアンケート調査が行われた。
イヌの飼い主さん407人に対して行われたこのアンケートでは、地震に関する質問があった。
それは「わんちゃんが地震を予知したことはある? 」というもの。
これに対して、「いいえ」と答えた人は全体の93.4%(380人)で、「はい」と答えたのが6.6%(27人)だった。
同サイトでは、この「はい」と回答した1割弱という結果が、決して少ないとはいえないというニュアンスで書いている。
■地震前のイヌたちの行動
そして、自分の飼い犬が地震予知すると回答した人々のコメントも紹介されている。
イヌたちがとった行動で多かったのは「突然走り出した」「急に吠えだした」だった。
そして、飼い主さんたちが書き込んだコメントの中で、興味深いものを紹介する。
- 「東日本大震災のある前の週あたりから、妙に落ち着きをなくしていたので、何かまずいという感覚はあったのではないかと思う」(女性 / 30代)
- 「何だかソワソワ落ち着かない様子で、家の中をグルグル歩き回っていた」(女性 / 30代)
- 「大きな地震が来る前日に話しかけるように鳴いていた事があります」(女性 / 60代)
- 「耳を立てて様子を伺い、狭い場所に逃げこんでしまう」(女性 / 40代)
- 「地震がくる直前に震えだして、側に来る」(女性 / 20代)
- 「地震がくる少し前に寝ていたら起きて、吠えます」(女性 / 30代)
- 「予知しているかわからないのですが、地震が来る前は必ず吠えて近くに寄ってきます」(女性 / 20代)
■P波は考慮に入れない
上記のコメントでは、直前の異常行動に関するものは、除いている。
というのも、人間が感じる地震(S波)が起こる前に到達する「P波」をイヌが感知している可能性があるからだ。
これらのコメントにあるように、犬たちの多くは落ち着かなくなったり、むやみに吠えたり、暴れ出したり、飼い主のもとに寄って来るケースが目立つ。
■noteのマガジン『地震前兆百科』
私はnoteで様々なマガジンを発行しているが、地震前兆現象に特化したマガジンがある。
◎『地震前兆百科~サバイバルのための必須知識』
マガジン全体を購入すると、そこに収められている全ての記事を無期限で読むことができ、今後追加する記事も同様に無制限で読める。
ここでは、収められた各項目(ノート)のうち、自分が興味がある項目を単体で購入することも可能としている。
その中で、イヌとその先祖のオオカミの前兆行動などをまとめたのが、下記のノートになる。
【地震前兆百科】陸上の動物:イヌ・オオカミ
これを読むと、イヌとその先祖のオオカミは、地震の前兆現象に対して非常に敏感であることがわかる。
こうした研究で日本でもっとも知られるのが、麻布大学の太田光明教授(獣医学部動物応用科学科)で、このノートでもその研究を紹介している。
その研究結果では、地震の前兆現象に敏感なイヌは、「10頭に1頭」くらいだという。
その一部のイヌたちは、人工的に発生させた電磁波に反応を示した。
そのことを私は知っていたので、前述のアンケートで「地震予知」をするというイヌが全体の1割弱であることも、なるほどと納得した。
そして、決して少ない割合ではないと感じたのだ。
また、このノートで書いているように、イヌたちは震度が大きい地震だけに反応するといい、それが確かだとすれば、小規模の地震に反応しなくても、「うちのイヌは地震予知してくれない」と思うのは早計かもしれない。
また、海外の例も含めていえば、イヌは他のペットたちよりも、地震の前に危険が迫った時に、必死に飼い主に知らせようとしたり、家から連れ出そうとする。
非常に飼い主思いなのだということは、犬を飼ったことがない私よりも、イヌを飼っている人の方がよくご存じかもしれない。
■今日の前兆現象
まず、ばけたんの点滅は、私がPCの前に座っていた時間はいつもより短めだったが、下記の通り点滅していた。
12時台:赤2回、青0回
13時台:観測なしでで不明。
14時台:赤1回、青0回
ちび子の運動量は、今朝も0だった。
イオノグラムは21:55時点で、これが1つの地震の前兆ならば、ちょっと大きめ(中規模?)かもしれない。
また、今朝は特筆すべき頭痛体感があった。
※Amazonプライムデー、残り時間6/22 23:59まであと僅か。
私も何かめぼしいものを探すことにしたい。
食糧よりも電源。自分的優先順位ならば。