茨城県の郁代さんが、石川県で何かがありそうなビジョン(夢?)を見た。
またコンゴ・ニーラゴンゴ山が噴火したが、遠地アフリカの火山噴火は日本とは関係ないということはなく、この活火山は過去にも「月食トリガー」で噴火していたことが重要ポイントだ。
■茨城県の郁代さん
まず、災害の夢などをよく見る茨城県の郁代さん(仮名)から、昨日ビジョン(または夢)の報告をいただいた。
5/22 9:47受信
今朝、見えたものです
能登半島の付け根の西側、金沢と小松の間ぐらいの海に●印が付いていました
●印は陸地に近い場所でした
地震の震源地は×印で表すので違うのかもしれませんが、念のためにお知らせしておきますね
地震ではないかもしれないというが、仮に地震が起きるという前提で少し調べてみた。
石川県金沢市と小松市の間あたりでは、過去には1799年6月29日に金沢地震(M6.0 or M6.7、犠牲者640人)という大規模な被害地震が起きていた。
内陸か沖合かが震源となる。
そのあたりには、「森本・富樫断層帯」という活断層帯がある。
ここでは、政府地震調査研究推進本部の推定では、30年以内にM7.2程度の地震が起きる確率が2%~8%あるという。
決して低い確率ではないことになる。
■ニーラゴンゴ山が噴火
次に、昨日5/22、コンゴのニーラゴンゴ山が噴火した。
冒頭で書いたように、日本とは関係ないことはなく、非常に重要なことを書くので、飛ばさずに読んでください。
ニーラゴンゴ山(Nyiragongo)は、アフリカ中部、コンゴにある活火山で、標高は3470m。
この噴火で、流出した溶岩がすぐ南に位置する都市ゴマの空港に到達したという。
溶岩は主要道路を寸断し、広い地域で停電が発生した。
このため、各地で火災が発生している。
ゴマからは多くの住民が避難して、隣国のルワンダには、3500人以上が国境を越えて入ったという。
下記のYouTube動画には、溶岩流や避難する住民の様子が映されている。
■過去の噴火時期と月齢
以下に、過去にニーラゴンゴン山が噴火した時期と、その前後の月齢を示す。
【満】1997/01/05:
【+5】1977/01/10:コンゴ・ニーラゴンゴ山噴火、死者70人。
---
【-7】2002/01/17:コンゴ・ニーラゴンゴ山噴火、溶岩流20km。
【月】2002/01/24 21:28UTC:半影月食
---
【-4】2021/05/22:コンゴ・ニーラゴンゴ山噴火。
【月】2021/05/26 20:00頃:皆既月食
これを見て、気づいた人もいるだろう。
上記の近年の2回の噴火のうち、2002年の噴火の時にも月食が起きる数日前の噴火ということで、今回と同じだ。
また、5/12の北インド洋のM6.7の地震は、インド・オーストラリアプレートとアフリカプレートの境界上で起きていた。
今後、アフリカ大陸の周辺あたりでも大きな地震が起きるかもしれない。
今日はこの記事1本で終わろうと思っていたが、緊急で伝えなければならないことがあるので、もう1本書かざるを得なくなってきた。
※大地震など未曽有の大災害が発生したら乾電池などは即店から姿を消し、このような最も原始的なツールが有り難く思えてくるかもしれない。