今日TOCANAで私が執筆した記事が掲載されたが、これはリシルさんがまだどこでも公開していない情報を取材して聞き出し記事にしたもので、実際に起きたら大変という、伊豆地方あたりでM7クラスの大地震が起きるという予言だ。
■環太平洋が活発
やはり予想していた通りになりつつあるかもしれず、各地で要注意かもしれない地震が起き始めた。
USGSの過去24時間マップ（4/21 21:30現在）でも、M2.5以上の地震が
環太平洋を中心に頻発している。
まだ最大でM5クラスだが、こういう時には、どこかでM6クラス以上が起き出すと、どんどん連鎖するようになるだろう。
今日は、日本ではトカラ列島近海、関東内陸と沖、択捉島南東沖などで地震が起きている。
トカラ列島近海は、同エリアでM6クラス以上の大地震が起きる可能性は低く、むしろそこから北側で大きな地震や火山噴火の可能性を懸念する。
海外でも、リング・オブ・ファイアを中心に、特にアナログ時計に例えると6時～9時のあたりで頻発している他、アリューシャン列島でも小規模な地震が多発している。
■イタリアの火山噴火
また、昨日書いた5/19のイタリアのストロンボリ火山とエトナ火山の噴火は、21世紀以降に噴火した時期と、その前後に起きていた日本の地震を並べておく。
比較的短期間にイタリアか日本へ連鎖した場合は「→」で示す。
2002年09月06日：シチリア島、M6.0
2002年10月27日：ストロンボリ火山噴火
2003年08月14日：ギリシャ、M6.3
2005年01月08日：ストロンボリ火山噴火
2007年09月04日：ストロンボリ火山噴火、高度400m
2008年06月08日：ギリシャ南部、M6.4
→2008年06月14日：岩手・宮城内陸地震、M7.2、犠牲者・不明者23人。
2009年04月06日：イタリア中部、M6.3
2011年01月12日：ストロンボリ火山噴火
2013年01月14日：エトナ火山噴火、溶岩流発生
2014年01月26日：ギリシャ、M6.1
2014年02月03日：ギリシャ、M6.0
2014年11月14日：薩摩半島西方沖、M7.1、30cmの津波。
→2015年11月17日：ギリシャ、M6.5
2015年12月04日：ストロンボリ火山、噴煙高度約7000m
2016年08月24日：イタリア中部、M6.2
2016年10月26日、イタリア中部、M6.1
2016年10月30日：イタリア中部、M6.6
2016年11月22日：福島県沖、M7.4、仙台港で144cmの津波。
2017年03月16日：エトナ火山噴火、噴石に8人負傷
2018年09月06日：北海道胆振東部地震、M6.7、犠牲者42人。
2018年10月25日：ギリシャ、M6.8
2018年12月24日：エトナ火山噴火
2019年07月04日：エトナ火山噴火、死者1人
2019年07月04日：ストロンボリ火山・史上最大規模の噴火。
2019年11月26日：アルバニア、M6.4
2021年02月13日：福島県沖、M7.3、最大震度4。
→2021年02月16日：エトナ火山噴火
2021年03月20日：宮城県沖、M6.9、最大震度5強。
→2021年04月01日：エトナ火山噴火
2021年05月01日：宮城県沖、M6.8、最大震度5弱
2021年05月19日：エトナ火山噴火
2021年05月19日：ストロンボリ火山噴火
イタリアで火山噴火があったので、次は日本で地震が起きそうと言っているのではなく、ただ並べてみて何かしら傾向がないかということだが、あまりありそうにない。
短期間に連続した時もあるが、たまたまかもしれない。
いずれにしても、イタリアとの連鎖云々は除いても、上記のUSGSマップでもわかるように、世界的に地震が多発し始めたと言えるだろう。
これがずっと続くのか、または1日くらいで終わるのかは、明日以降に様子を見てみたい。
■今日の前兆現象
まず、ちび子の運動量。
また増えたが、今日5/21 7:11、千葉県東方沖、M4.0、最大震度1の前兆だったかもしれない。
今日はスーパームーン＋月食の5日前。
絶対に大きな地震が起きるとも限らず、また日本とも限らないが、様々な要因を考えると、やはり可能性は髙そうだ。
次に、茨城県柿岡の地磁気擾乱データ。
5/18朝は、翌日の宮城県沖などか。
このように近場ならばM3～M4クラスで終わりかもしれない。
イオノグラムは、18:30のデータを見ると、東京から東北のどこかか。
近場ならば小規模で終わるかもしれず、また複数の地震かもしれない。
とにかく今は、1日1日、大きめの地震や噴火がいつ起きてもおかしくない気持ちで6月後半まで過ごすようにしたい。
