リシルさんがカラスの「清瞳ちゃん」から、客船沈没の事故とアラスカで大地震が起こると知らされたという。
■清瞳ちゃん
まず、リシルさんの「お友だち」(?)のカラスの清瞳(きよみ)ちゃんのことだが、事情を知らない人は、そう聞いただけで固まるかもしれない。
カラスの清瞳ちゃんというのは、NHKの『チコちゃんに叱られる』に登場するカラスのキャラクター「キョエちゃん」のパロディーだろう。
ちなみにこの番組、笑いが寒すぎて個人的には嫌いだが、19時と21時のニュースの合間にやっていて、つけっ放しにしているので、見るというか聞こえてくる。
リシルさんがブログで、カラスと「お話し」して地震が起こることなどを教えてもらうようになったのは、ちょうど1年ほど前だった。
私自身も半信半疑だったが、リシルさんは大真面目に書いているようだ。
■カラスとの会話
カラスが初めてリシルさんに地震が起きることを伝えたのは、2020/05/18のこと。
2020-05-18 14:59の「カラスと」と題した記事。
ここでは、「カラスとお話ししたところ本日震度4がもう一度あるそうです!」とある。
ただし、そのカラスが清瞳ちゃんかどうかは書いていないが、単にその頃は名前を教えてもらっていなかった(?)だけで、同一人物(同一烏)なのかもしれない。
その後に地震が起きたかというと、その日ではなかったが、翌日2020/05/19 02:01に長野県中部でM4.8、最大震度3の地震が起きた。
今までの多くの例を分析すると、リシルさんが例えば「震度4」と書いた時には、その通りの震度4かまたは1つ下の震度3の地震が起きることが多い。
■今日の予言
ここからが本題で、リシルさんブログの今日2021/05/13 12:25の「カラスの清瞳ちゃん」と題した記事では、こうある。
豪華⛴️客船もうすぐ沈没するよ❗
アラスカ大地震‼️大地震‼️と久しぶりに先程来ました‼️
Wikipedia「地震の年表」から、1900年以降にアラスカ州で起きた地震を抽出してみた。
1899年09月10日:アラスカ州、Mw8.3。
1900年10月09日:アラスカ州コディアック諸島、Mw8.0。
1904年08月27日:アラスカ州、M8.3。
1938年11月10日:アラスカ州シュマージン諸島、Mw8.0。
1964年03月28日:アラスカ地震、Mw9.2、犠牲者131人。
1987年11月30日:アラスカ州、Mw7.8。
2002年11月03日:アラスカ州、Mw7.9。
また、USGSでアラスカ州付近で起きたM7.0以上の検索すると、合計44回起きている
うち11月に起きたのは、6回。
期待値3.6回中6回というのは、多い方だ。
月毎の発生数は、以下の通り。
01月:05回
02月:01回
03月:03回
04月:03回
05月:06回
06月:01回
07月:07回
08月:02回
09月:02回
10月:05回
11月:06回
12月:03回
7月が7回と最も多い。
アラスカにも四季があり、北半球なので日本と同時期で、6月~7月が短いが夏となる。
年中極寒の地では決してなく、夏は30度を超えることもあるとか。
■アラスカ州の大地震
下記の図は、1900年以降のM7.0以上の地震の震源分布。
これを見ると、地震の震源は太平洋プレート境界付近が多い。
また、アラスカ付近の海流を調べてみると、「アラスカ海流」というのがある。
この海流が、何かしら地震の発生に関係しているのではないかと思えてくる。
黒潮が日本を離れた後で、枝分かれして北へ向かうのがアラスカ海流のようだ。
この辺に何かヒントが得られそうだが、今から探究を始めると日が変わってしまうので、今日はここまでで堪えることにする。