石川県で、この10日間で2回ツキノワグマの出没があったが、昨日はごく近場で2回地震が起きたため、前兆現象かどうかを検討する。
また地震は白山の直下で起きていたため、今後の火山活動への影響も考えてみる。
■ツキノワグマ出没(1)
「クマ出没情報ブログ」によると、まず1回目は4/11 08:00頃にツキノワグマの目撃があった。
場所は、福井県勝山市平泉寺町平泉寺の白山国立公園内。
目撃者によると、北側の山林へ移動していったという。
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■ツキノワグマ出没(2)
次は、4/25 13:30頃で、この時は人身事故となった。
福井県猟友会大野支部の男性がツキノワグマに襲われ、顔や頭をひっかかれた。
男性は救急搬送されたが、命に別条はないという。
一般のお年寄りなどではなく、クマに慣れている猟友会の50年以上のベテランだという。
それでも襲われたということは、クマはよほど凶暴化していたのかもしれない。
■地震前兆か
そのクマの出没の後、ごく近場で地震が起きた。
4/26 21:11と21:13に、石川県加賀地方でM2.9とM3.1、最大震度1の地震が起きた。
県を跨っているが、下記のマップで示すように、震源はクマ出没地点からごく近場だった。
4/11の目撃地点から震源までは、約24km
4/25のクマ襲撃地点から震源までは、約29km。
私がこういう動物前兆かもしれないことをブログで書くと、いちばん突っ込まれやすいのがクマ出没ケースだ。
突っ込みというと怒られるかもしれないが、ちゃんと筋道立てて、地震前兆ではなく、こういう理由だったのではないかというのが多い。
そういうことを教えてくれる方は、大体私よりもクマのことに詳しそうで、貴重な意見として参考にさせていただく。
今回のケースも、距離は近いけれど、突っ込みどころがあるとすれば、M2~M3クラスのごく小規模の地震であることだ。
だが、それでもブログで紹介するのは、これからより大規模な地震が起きる可能性を考えてのことだ。
■白山
そのクマ出没の件よりも、もっと気になるのは、昨日の2回の地震の震源が、白山の付近で起きていたことだ。
というか、地震の震源の緯度経度は、白山の位置と一致する。
つまり、白山直下で起きていた。
白山はランクCの活火山で、最後に噴火したのは1659年だった。
その後、気象庁による現在の活動状況は「噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)」となっている。
ただ、下記の気象庁のページでは、「警戒事項等」として、こうある。
白山では、山頂付近北側のやや深部を震源とする地震が増加しています。火山活動の活発化を示す変化は認められていませんが、今後の火山活動の推移に注意してください。
つまり、全く噴火の心配は要らないというには疑問が残る程度に、地震が起きたりしているということだ。
マリアさんも昨日のブログで、噴火が怖いと書いている。
今後も、この震源域での地震に注意を傾けたい。
■今日の前兆現象
今日もまた、西日本でハロが見られたようだ。
ちび子の運動量は、少し減った。
昨日4/26は298回と多かったのは、4/26 16:39の静岡県中部M2.9あたりに対応か。
また今日はその後に伊豆大島近海でM2.8とM2.9があったので、これかもしれない。
あるいは、単なる「徘徊」かもしれず、もっと様子を見てみたい。
また、今日も閉塞を伴う耳鳴りがあった。
今日はスーパームーン満月で、数日間は大きめの地震にご注意を。
※スーパーに買い物に行くと、いつもは普通にある食品が無くなっていることが多いのは、やはり緊急事態宣言下の影響か。
これもそうで、安くおいしいのと、濃縮タイプで場所を取らないのが気に入っている。
パントリーでは1本単位でも買える。