今日はイオノグラムで沖縄観測点のデータが異常で、トカラ列島から台湾のどこかで大きめの地震が起きるかもしれない。
そのことを、過去の実例も示して解説する。
また過去4日間ぐらいで茨城県柿岡の地磁気擾乱データが高い値を示していて、こちらも注意が必要かもしれない。
■地磁気擾乱データ
まず、茨城県・柿岡の地磁気擾乱データの方を。
私のサイトの『リアルタイム地震前兆データ』のページで常時最新版を表示しているものだ。
これが、4/16~4/19に4日連続で「Active」~「Minor storm」に達していた。
茨城県石岡市柿岡は、茨城県南部の水戸とつくばの間あたり。
そのため、ごく近場でM2クラスといったごく小規模の地震が起きても、「Active」くらいになることがあって、ガクッと来る。
2021/04/17 14:45:栃木県北部、M3.1、最大震度1
2021/04/17 22:32:茨城県南部、M2.6、最大震度1
2021/04/17 23:46:栃木県北部、M3.2、最大震度2
4/17昼頃にMinor stormに達したのは、茨城県南部の前兆かもしれない。
あとは、栃木県北部の2回の地震も影響していたのか。
だが、4/17以降に対応する地域で地震が起きていないので、これから強めの地震があるかもしれない。
■トカラ列島近海で強めの地震か?
次に、イオノグラムについて。
まず、過去にイオノグラムで異常なデータとなったケースを紹介する。
◎2011/03/10
2011/03/10 03:00の国分寺のデータ。
高度200~400mあたりでノイズが入っている。
その翌日、2011/03/11 14:46に東北地方太平洋沖地震が発生した。
◎2018/09/04
次に、2018/09/04 15:00の稚内のデータ。
これも高度200mあたりで赤くなっている。
その2日後の9/6に、北海道胆振東部地震が発生した。
◎2019/05/23
次は、2019/05/23 17:45のデータ。
稚内と国分寺で、特に高度200m以下で強く出ている。
その後に、下記の地震が起きた。
2019/05/25 12:40:埼玉県南部、M4.1、最大震度3
2019/05/25 15:20:千葉県北東部、M5.1、最大震度5弱
関東の内陸で2発の地震が続いたので、このようなデータとなった。
◎2019/05/31
次は、2019/05/31 21:45のデータ。
特に国分寺で赤い部分が長く出ているが、4つの観測点とも異なる形で強めに出ている。
その翌日までに下記の地震が起きた。
2019/05/31 08:46:沖縄本島近海、M3.2、最大震度1
2019/05/31 22:48:胆振地方中東部、M4.1、最大震度3
2019/06/01 07:58:千葉県北東部、M4.7、最大震度4
どれも形が違うわけで、それぞれの観測点の近場が震源となる地震が起きたのだ。
■台湾かトカラか
ここでやっと今日のイオノグラムのデータを。
沖縄観測点で、強いノイズが多く入っている。
またトカラ列島近海付近で強めの地震が起きるのか、または4/18に台湾でM5.8があったが、後続があるのかもしれない。
■今日の前兆現象:注意
今夜は、異様な耳鳴りが2回あった。
こういう耳の閉塞や耳圧がかかる耳鳴りがあると、ほぼ確実に翌日までに地震が起きるパターンだ。
それが短時間に2回起きたのは非常に稀なことで、関東近辺で強めなのか複数回あるのか。
また、ちび子の運動量も多めだった。
こうなると、イオノグラムのこくぶんじのデータは、関東近辺でも強めの地震があるということかもしれない。
4/27のスーパームーン満月にはまだ早いが、来週にかけて地震に注意してください。
※本当は観音温泉も釈迦の霊泉も湯治+飲泉が最も良いのだろうけれど、中々そうはいかないだろうから。
こういうのが好きな人は、絶版だが私が貪り読んだこういう本がある。