3/11(木)で東日本大震災10周年ということで、今週は3.11特集ということで、その関係の内容を連日執筆することにしたい。
今日は、大地震の後で津波が襲って来るまでの津波の到達時間について考えてみる。
■津波高さと津波到達時間
下記マップは、だいたいの数字になるが、東日本大震災の際の津波到達時間を示すマップ。
そして下記の表は、各地の津波の到達時刻・最大時の高さを示す。
到達時間は、やはり震源に近い宮城県石巻、岩手県各地が14時台と早かったが、正確な到達時刻は不明なようだ。
14時台ということは、地震が発生した14:46から15分以内位に津波が到達していたことになる。
地震が発生したら、これらの海沿いに住む人々は、もう何も考えずにすぐに避難行動を取らなければならない。
■東日本大震災アーカイブス
NHKテレビ第1放送では、「東日本大震災アーカイブス 証言まとめ」というサイトがある。
ここの「地震発生から72時間」では、大地震の発生の報道から時系列に動画が並んでいる。
このサイトでは大震災の津波などの映像があり、過去の被災体験などから見ると精神的ストレスを受ける人とわかっている人は、見るのを控えてください。
下記ページの入口で、「映像をご覧になった時に精神的なストレスを感じられる方もいらっしゃる可能性があります」と書いてある。
■地震直後のニュース報道
上記ページで、地震発生直後の3/11 14:50時点のNHKのニュース報道がある。
地震が発生して4分足らずで、下記のように津波の発生と、各地でのおよその到達時間が表示されていた。
大津波警報
・岩手県 到達と推測 3m
・宮城県 15:00 6m
・福島県 15:10 3m
一昨日YouTubeで公開した秋田県の明菜さんの手記を思い出すが、これだけはっきりわかっているのだから、逃げ遅れるのはよほどの情報不足であり、また一度家に戻るということは、あり得ないことだ。
■津波のリスクがゼロの土地
私が住む東京都小平市は、多摩丘陵の上にある台地であり、標高約76m。
東京湾までは約24kmの距離。
当たり前だが、津波とはまったく無縁の土地だ。
このような土地に住めば、大地震と津波の被害のうちで、少なくとも津波についてはまったく考慮の必要がない。
だが、すべての人々がそうできるわけではない。
海沿いの土地に不動産を所有している人は、なかなか容易ではない。
ましてや先祖代々守り続けた土地では。
そういう津波のリスクが高いところでは、地震発生時には人一倍注意を払って、自分と家族の身の安全を守らなければならないだろう。
※まだ見ていない方はどうぞ。
※ビタミンDは赤ちゃんでも不足するとのことで、遥梛が0歳の時から飲ませていたが、その後に90歳になる母にも食事に3滴ほど垂らすようにした。
そのせいか、亡くなった弟が来たのを見たとか幻覚のようなことがなくなってきた。
私が信頼するビタミンD研究の最前線にいる古川健司医師は、Dが欠乏すると例外なく認知症になるという。成功か?