今日TOCANAに掲載された、もう1本の私が執筆した記事があるが、これは6年前の今日掲載された記事の再掲だ。
ここでは、なぜ3.11の被災地で「幽霊目撃談」が多いのかについて書いていた。
■10年前の津波体験
あらかじめ書いておくと、「幽霊目撃談」といっても、決して興味本位のヨタ記事ではない。
そんな内容ならば、どんなに編集部から強い依頼があっても、絶対OKしない。
だいたい向こうも私がそういう方面では頑固なのを知っているから、そんな執筆依頼は来ないが。
東日本大震災の後で出現した「幽霊」といった題材は、非常にデリケートで且つ誤解されやすい内容だ。
それでも尚且つ、私がこのネタ出しをしたのは、やはりそこに人間存在にとって普遍的かつ本質的なものを感じたからだ。
■TOCANAの記事
この記事は再掲であることもあって、補足はしない。
肉親など身の回りの人を亡くした人たちが、そのような幽霊談から、どのようにして「癒しのプロセス」を得たのか。
そのへんを意識して読まれると、何かしら得るところがあるかもしれません。