1週間ほど前から世界で火山噴火が相次いで起きていて、そう思っていたところへ大分県の鶴見岳で火山性地震が起きたが、マリアさんの生徒さんが予見していたようだ。
また2/13の福島県沖地震の直前に茨城県柿岡の「地磁気擾乱」データが強く出ていて、他の地震前兆かもしれないものも含めて紹介する。
■火山噴火が相次ぐ
下記のように、先週末からイタリアとインドネシアの火山が噴火を始めた。
・2/19:インドネシア・ムラピ山
・2/25:イタリア・エトナ山
・2/25:インドネシア・シナブン山
ムラピ山は少し早めだが、2/27の満月の影響だろうか。
そうだとすれば、今回の満月は火山噴火も注意した方が良いかもしれない。
■マリアさんの生徒さん「鶴見氏」
2/14にマリアさんの生徒さんが、八幡社のことを調べていて、「鶴見氏」というワードが引っかかっていたという。
そして以前に降りていた「貞観」と関係あるのかと調べると、貞観期に鶴見岳噴火があったことがわかった。
鶴見岳は、大分県別府市にある火山だ。
■鶴見岳で火山性地震
その後の2/20 23:00時すぎに、その鶴見岳の山体直下で火山性地震が起きた。
鶴見岳と言われてもピンとこない人が多いだろうが、それは千年以上噴火していないこともあるかもしれない。
マリアさんの生徒さん、「鶴見氏」から貞観・鶴見岳と結び付けるというのは、かなりの霊感の持ち主と見た。
これから噴火するかどうかわからないが、参考までに過去の火山活動を書いておく。
◎771年(宝亀3年)7月9日:伽藍岳で水蒸気噴火。
◎849年(嘉祥2年)頃:山頂北側で水蒸気噴火。
◎【月齢19位】867年(貞観9年)2月28日:伽藍岳で水蒸気噴火。
◎1949年(昭和24年)2月:白色噴気が上がる。
◎1974年(昭和49年)12月:150m程度の噴気があり、以後2017年現在まで噴気が継続。
◎1995年7月:伽藍岳の珪石採掘場に泥火山が形成。周囲には噴気帯が広がり、2017年現在まで活動が継続。
■柿岡・地磁気擾乱
このサイトの固定ページ『リアルタイム地震前兆データ』では、色々な地震前兆のデータをリアルタイムで表示している。
その一つに、茨城県柿岡の「地磁気擾乱」データがある。
「擾乱」(じょうらん)というのは、気象学で大雑把にいうと大気が乱れることをそう呼んでいる。
太陽面での大規模な爆発が起きると、放出された高エネルギー粒子が、地球に到達する。
その際に観測される顕著な地磁気擾乱は「磁気嵐」と呼ばれる。
2/12~18の地磁気擾乱データは、以下のようになっていた。
2/13の昼頃にオレンジ色の「Active」に達していたが、これはタイミング的に、その日の23:08に発生した福島県沖地震に対応するものだったかもしれない。
過去の例を示すと、2018/08/02~03に「Active」に達していた。
その後、右上に書いた8/6の茨城県沖M5.6の地震が起きた。
次に、2018/11/04に「Active」、翌日11/05に「Minor storm」に達していた。
そしてその日に国後島付近でM6.3の地震が起きた。
ただし、これらは自分がそうではないかと対応付けたものだが、実際はそうではないかもしれない。
■福島県沖地震で悔やまれること
福島県沖地震が起きた2/13の頃は超多忙で、自分のリアルタイムデータのページを見る余裕もなかった。
同じページにあるイオノグラムのデータでも、かなり顕著な値が出ていたかもしれない。
そうだったら、その日のブログで警戒を呼びかけられたのにと、後悔が残る。
自宅のラドン濃度であまり顕著な値が出ていなかったのは、震源から遠方だったからだ。
私と同じような形でラドン測定器をリアルタイムで公開する人が増えてくれば、もっと大きな地震での被害を低減できるかもしれない。
■今日の前兆現象
数日前から、セミ鳴きの耳鳴りが右耳でずっと強く続いている。
福島県沖地震の前を思い出す。
あの時は、そう問題視しなかったこと自体が問題だった。
今もあの時と同じくらいかもしれない。
もっとも、こういう体感の強さは相対的であって、もっと震源が近い場合はもっと小規模の地震で済むだろう。
配送料は東京まで4000円だった。