2/7朝に鹿児島県の垂水港にリュウグウノツカイ2匹が打ち上げられたが、すでに近場でM4クラスの地震が起きていて、それの前兆だったのか、あるいは今後より大規模な地震が起きるのかを検討する。
■リュウグウノツカイ2匹
垂水市潮彩町の垂水港で5日前の2月7日朝、深海魚のリュウグウノツカイ2匹が打ち上げられているのが見つかった。
かごしま水族館(鹿児島市)によると、2匹同時の漂着は珍しいという。
リュウグウノツカイは水深200~1000mの深海に棲むとされる。
同館の佐々木章館長は「理由は分からないが、寒い時期に打ち上げられる事例がある」と話す。
2匹は体長3.7mと2.6m。
■極寒時の出現は
通常、2月頃にこの手のニュースを知った時には、すぐにスルーする。
というのも、この時期には特に日本海での深海魚の出現が多いからだ。
そして、それらの多くは地震前兆ではない。
どうも、海水温が関係しているらしい。
だが、今回は2月でも日本海ではなく、より海水温が温暖な九州なので、調べてみることにした。
しかも、その直後に近場で下記の地震が起きていた。
2021年02月09日12時39分頃:種子島南東沖、M4.7、最大震度1
2021年02月12日13時52分頃:種子島南東沖、M4.6、最大震度1
■前兆現象か?
この2つの地震の震源は、ほぼ同じ位置だった。
そして、リュウグウノツカイ漂着があった垂水港からの距離は約205km。
これまでの経験では、この距離と遅延は、前兆現象としてあり得ると考える。
某大学の統計的研究では、深海魚と地震の発生には相関がないそうで、そのような地震前兆現象説は「迷信」だそう。
であれば、下記の表で示すようなケースも、すべて「たまたま」後で地震が起きたのだろうか??
まだ結論を出すのは控えるが、可能性としてはかなりあるのではないか。
魚類でいうならば、サメ類、特に深海ザメの前兆現象と思われるケースは非常に多い。
サメ類の体内にあるロレンチーニ器官という、微弱な電流を感知する電気受容感覚で地震前兆として表れる電流に反応して浅瀬に浮上するのではないかと考えている。
台湾では「地震魚」と呼ばれ、古くから地震との関係が言い伝えられてきたことを「迷信」と決めつけるのは、たった一度の統計的調査では不十分かもしれないではないか。
しかも、以前に書いたように、その統計手法には疑問がある。
■前兆現象か?
垂水港の話に戻って、この2回の地震だけで終わりなのかという疑問が残る。
1回だけでなく2回同じあたりで地震が起きたので、まだあるのではないかと思うのだ。
より大規模な地震の前兆であるかもしれないので、今後もこのあたりの地震に注視することにしたい。
■今日の前兆現象
今日は頭痛体感があった。
現時点(02/12 20:45)で、また頭痛が強くなりつつあって、夕食後に頭痛薬を飲んで様子見。
セミ鳴きの耳鳴りも強く続いている。
また、ラドン濃度も上昇中だ。
週明け頃に関東圏で強めの地震があるかもしれない。
ごく近場ならば小規模で終わるだろうが。
【2/12 21:19追記】耳鳴りが半端なく強くなってきた。
頭痛体感とは別に、今すぐにでも揺れそうだ。
※愛弥美の誕生日プレゼント。
龍矢の任天堂スイッチの取り合いになりそう。