今日1/21 21:23に、フィリピン・ミンダナオ島南東沖でM7.0の地震が発生した。
フィリピン海プレート南端で発生した地震のため、しばらくは同プレート北端あたりの西日本から関東地方付近も大きな地震に注意が必要だ。
- Time
- 2021-01-21 12:23:08 UTC (日本時間 1/21 21:23)
- 2021-01-21 12:23:08 UTC at epicenter
- Location
- 4.800°N 127.400°E
- Depth
- 139.00 km (86.37 mi)
■フィリピン海プレート南端
震源は、ミンダナオ島の都市ダバオシティから320kmほど南東沖。
大雑把にいうと、ここ東京都小平市から八丈島あたりまでだろうか。
ダバオで撮られたいくつかのYouTube動画を見ると、震度1~3くらいの揺れのように見える。
下記に埋め込むYouTube動画では、ゆらゆらと「あ、揺れてる」ぐらいで咄嗟に逃げ出すほどではない。
■フィリピン海プレート南端
フィリピンあたりで揺れると、フィリピン海プレート上あるいは境界付近はもちろんだが、その後に東北の太平洋側あたりで揺れることもある。
時間的に余裕がないので、2例だけを以下に示す。
1972年12月2日:フィリピン、ミンダナオ島、M8.0
→1973年12月4日:八丈島東方沖地震、M7.2、震度6。
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1994年11月15日:フィリピン中部・津波、Mw7.1、犠牲・負傷者200人。
→1995年1月17日:兵庫県南部地震、M7.3
過去1か月間のフィリピン海プレートの活動状況は、下記のマップのようになっている。
1/15にインドネシア・スラウェシ島で被害地震が起きて、それに続く地震だった。
そうなると、同プレート上で、小笠原諸島からマリアナあたりの一辺も大きな地震に注意が必要だ。
■今日の前兆現象
まず、私の頭痛体感から。
また、耳の閉塞に続く耳鳴りもあり、明日までに揺れそうだ。
更にテレビ画像乱れもあった。
20分間くらいと、かなり長く続いたのが気になるところだ。
以上の耳鳴りやテレビ画像乱れは、もしかしたらフィリピンの前兆?
そう考えるには、ここ小平市から約3660kmほどの距離があることがネックになる。
故・池谷元伺大阪大名誉教授によると、地中の岩石破壊で発生したパルス電磁波は電離層で反射して遠方まで届くということだが、その辺が課題となる。