今日太陽でC7.4のフレアが発生し、同時にハロー型CME(コロナガス放出)が発生したが、西マサヤさんによると世界でM7クラス以上の地震に注意とのことで、その可能性を検討する。
まず最初に、ハローといっても英語のhelloとは全く関係なく、haloの方だ。
太陽に暈がかかった時はハロというが、なぜかこちらは慣習的にハローと伸ばすようだ。
今日、西マサヤさんより、ハロー型CMEが発生したと連絡が入った。
西さんは、本業の「牛飼い」の仕事の傍らに太陽活動などによる地震予知の研究をされている(それとも反対?)。
西さんの研究の概要は詳細は2020/07/19のTOCANAの記事で紹介しているので、詳細は省く。
太陽フレアとは太陽で起こる爆発現象で、A→B→C→M→Xと上がるに連れて強度が上がっていく。
その他に、高エネルギーのプロトンが地球近傍で観測されることを「プロトン粒子フラックス」という。
また、太陽活動に伴い太陽から惑星間空間内へ突発的にプラズマの塊が放出される現象を「CME(コロナ質量放出)」と呼ぶ。
また、CMEでも「ハロー型」というのはコロナ質量放出が太陽を包むように大きく広がるもの。
■M7クラス?M8クラス?
西さんによると、ハロー型CMEというのは地球向きに起きるため、これが起こると「いつものM7よりキツイです」という。
つまり、世界のどこかでM7クラス以上~M8クラスも考えておいた方が良いというニュアンスか。
実際、西さんのブログ『西マサヤ太陽風フレアインパクト地震予測』の今日2020/12/08 09:43の記事では、「10日頃、ハローCME。地球到達予測M8±0.7」とタイトルが付いている。
前回のハロー型CMEは2017/09/06に起きていた。
そして、その翌日2017/09/07 04:49UTCに、メキシコ南部沖でチアパス地震が起きた。
Mw8.2、犠牲者91人、住居損壊500棟以上の大きな被害地震となった。
更にその前では、2013/04/11にM6.5フレアと共にハロー型CMEが起きた。
その後に、下記のような地震が起きていた。
・2013/04/13 05:33:淡路島付近、M6.3、震度6弱
・2013/04/16 10:44UTC:イラン南東部Khash東83km、M7.7、犠牲者41人
・2013/04/17 17:57:三宅島近海、M6.2、震度5強
・2013/04/19 12:05:千島列島、M7.0、震度4
・2013/04/20 08:02CST:四川地震、M7.0、犠牲者180人以上、負傷者1万1千人以上、被災者152万人以上
ただし、CME発生後の何日間ぐらいが影響があるかなどの経験則がまだ蓄積されていないので、上記はあくまでも参考程度に書くものだ。
CMEから9日後に四川地震が起きたが、これも影響下で起きたものなのか。
西さんによると、フレアとCMEは地球までの到達時間が異なり、予測は別にしているそう。
上記ブログにあるように、ハロー型CME発生による予測では、12/10に場合によってはM8±0.7があり得るという。
■今日の前兆現象
ちび子の運動量は、以下の通り。
※使い始めて3週間経つが、特に不満なし。