ここ数日で伊豆付近で有感・無感地震が増えていて、さらに小田原ではイルカの群れが出演したが、これが同一の地震の前兆かどうかを検討する。
これが地震の前兆とは限らないが、ただ昨日の記事でも書いたように、昨日から伊豆半島の周辺で小規模の有感・無感地震が起きているのが関連するとなれば、大き目の地震の前兆の可能性もある。
■伊豆半島近海で地震多発
昨日は伊豆半島東方沖、相模湾で各2回ずつM1～2クラスの地震があった。
そして今日は20:25に伊豆大島近海でM2.9、最大震度1の地震が起きた。
こうしてマップで示すと、イルカ出現も地震頻発と関連があるのではないかと思えてくる。
■黒潮大蛇行？
ここまで書いてハッと思ったのは、イルカの群れは黒潮大蛇行の影響があるのだろうかということ。
そして黒潮大蛇行で更に思ったのは、「黒潮域」では黒潮大蛇行が発生していない期間（非大蛇行期）が多いこと。
だが、伊豆半島周辺は微妙で、下記マップで黄緑色部分は非大蛇行期に多く、ピンク色は大蛇行の有無に影響がない地帯を意味する。
そうなると伊豆半島の内陸から駿河湾にかけてはピンク色になっている。
いずれにしても、「B：黒潮域」では過去に8月～12月にM7.0以上の地震が多く起きていた。
それを考慮すると、今すぐに大地震が起きる可能性はそう高くないことになる。
ちなみに、4日前の最新の黒潮大蛇行の流路は以下の通り。
■年末は注意を
伊豆半島を離れて全体的には、今日12/15の金環日食でその後1週間ぐらいは注意が必要になる。
また、夏至や冬至の前後には大きな地震が起きる傾向にあり、12/21（月）の冬至の後までとなると、やはり今年いっぱいくらいは大地震・火山噴火に気を付けた方が良いだろう。
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