今日TOCANAで、私が執筆した記事が掲載されたが、主に日本海側に伸びる大地震の多発地帯「ひずみ集中帯」を紹介したもの。
今年は福井県や岐阜県飛騨地方などで気になる地震が目立ち、注視していたところへマリアさんも長野あたりから日本海側の絵が降りてきたりしていたが、そこは「ひずみ集中帯」だった。
今回の記事は、「ひずみ集中帯」という、まだあまり知られていない近年わかってきた地質学的概念を紹介することが目的の一つとしてある。
だが、それだけでなく、以前からマリアさんに降りてきたことを紹介している。
このことも、noteマガジンでマリアさんとのコラボの中から生まれてきたもので、だんだん成果が生まれつつあるといえるかもしれない。
まず、下記のTOCANAの記事を読んでみてください。
『【警告】日本海側で超巨大地震が迫っている!? 当たる予言者の懸念エリアと“ひずみ集中帯”が一致「新潟から山形で…」』と題したものです。
■内陸の大地震が多い
気象庁のデータベースで、1919年~2020年に起きた「最大震度6弱以上」の地震を検索したところ、全71件あった。
うち、M5クラスといった規模で分けると以下のようになる。
M5クラス:14件
M6クラス:32件
M7クラス:22件
M8クラス:02件
M9クラス:01件
うち、ざっと数えて25件ほどが震源が沖合の地震だった。
その2倍近くの46件が、内陸地震だった。
そして全体の半数近くが、M5~M6クラスの、日本ではありふれた地震だった。
どの地震が被害地震となったのかというフラグを付けてデータベースで検索することができないが、震度6弱以上の地震となれば、大半は何らかの被害が出ていたことだろう。
■ひずみ集中帯上の地震
被害地震がひずみ集中帯だけで起きるわけではないが、「新潟-神戸ひずみ集中帯」上では内陸で恐らく被害地震となっただろうという地震が多いことがわかる。
「日本海東縁ひずみ集中帯」の方は、震度6弱以上の地震が少ないが、これは内陸部分が少ないためだろう。
だが、海溝型地震で怖いのは、津波の発生だ。
「日本海東縁ひずみ集中帯」上で起きた大地震の多くは、津波が伴う被害地震だった。
■他のひずみ集中帯や原発の危険性
実はTOCANAで示した二大ひずみ集中帯の他にも重要なものがあって、その一つは秋田県の明菜さんの夢見などに関係しているかもしれないエリアにある。
また、日本海側といえば原発が集中している地帯もある。
特に福井県の「原発銀座」では、ひずみ集中帯の存在など意識せずにどんどん原発が建てられたが、福井地震(1948)の頃はまだ原発がなくて幸いだった。
正中地震(1325)では、敦賀市の氣比神宮が倒壊した。
このあたりで大地震が再度起きれば、原発銀座を直撃するかもしれない。
皆「忖度」して言わないかもしれないが、第1級の危険地代だ。
福島県民に対する昨年の朝日新聞の調査では、停止中の原発再開に賛成の人は13人(全国調査では32人)、反対は68人(56人)だった。
当時の米国や政府に「洗脳」されてもたらされた原発。
そのあたりのことは、サイゾーのオーナー苫米地英人著『原発洗脳~アメリカに支配される日本の原子力』 を読めばわかる。
自分たちに危害が加えられなければ気づかないというのでは、遅すぎる。
そのあたりのことは、明日以降に発行する私のnoteマガジンで解説したい。
■今日の前兆現象
ちび子の運動量。
また現在も金属音的な耳鳴りが強く続いている。
関東は揺れそうで揺れない。
それから今夜もWi-Fiが遅くなっている。
バリ島でガムラン(鍵盤楽器と弦楽器)を習った時に出遭った自分のテーマソング。
これから日本でも爆発的に流行りそう。
当たり外れがあるので事前リサーチを慎重に。