今日11/11発表の黒潮の長期予測によると、いったん「終了」した黒潮大蛇行が、「終了の終了」になるかもしれないという。
つまり復活する可能性が出てきたので、そうなれば南海トラフ巨大地震や首都直下地震の発生の可能性はどうなるかを解説する。
今日11/11発表の『黒潮親潮ウォッチ』の「2021年1月13日までの黒潮「長期」予測(2020年11月11日発表)」より。
この記事では、冒頭に、こうある。
「黒潮大蛇行から大きく渦がちぎれて、大蛇行が終わっていると言える状況でしたが、小蛇行が東に移動し、大蛇行的な状況が再開する可能性が出てきました」
下記の図は、「earth」サイトの11/6時点の黒潮の流路を示している。
これを見ると、いったんちぎれていた渦が繋がっているように見える。
■大蛇行が再びつながる予測
そして、2か月後の来年1/13には、下記のようになるとの予測となっている。
この図で、Aの部分の渦は遠ざかっていくと予測している。
だが、Dの渦の一部が九州の東に残って、それがまた大蛇行に発達する可能性があるということのようだ。
■南海トラフと南関東直下は?
次に、大蛇行を作る渦の強さを示す冷水面積の予測は、下記のグラフの通り。
12月頃に急下降するのは前回と同様だが、赤線が示すように1月になって再び面積が若干大きくなり大蛇行が復活する可能性を示している。
ただし、このような予測は毎回大きく変わる可能性がある。
そのため、やはり正式には気象庁が黒潮大蛇行の消滅を発表するまでは、不確定要素があると考えておいた方が良いだろう。
もっとも、こうなった方が、黒潮大蛇行は南海トラフや南関東直下の「守り神」のようなものなので、日本にとっては都合が良いだろう。
いや、単純に良いとは言えず、地震の発生に遅延があるほどひずみが蓄積して巨大化する恐れも考えておかなければならない。
■アメブロをやっている人は考えてみては?
昨夜noteで、こう題した一文を投稿した。
無料なので、関心がある方は読んでみてください。
アメブロをやっている人がnoteへ乗り換える(または掛け持ちする)メリットなどを書いています。
■今日の前兆現象
ちび子の運動量は、多少あった。
まだ対応する地震は起きていない。
また、体感では強めの耳鳴りが続いている。
※1年前に購入したが、ソーラー充電は被災時の最終手段として。
また曇りの日や冬季はあまり期待しない方が良い。