読者の方から、あるデータを見ると黒潮大蛇行は終了していないように思えるということで、最新の長期予測では「終了している」という情報と矛盾するため、調べてみた。
実際に大蛇行が終了しないのならば、南海トラフ巨大地震の発生の可能性はしばらく無くなることになる。
以降に書くように、黒潮大蛇行の最新の状況については、情報が錯綜していて、混乱させられる部分がある。
読者の方から、黒潮大蛇行は終わっていないのではないかということで、Windyアプリのキャプチャを送っていただいた。
Windyは、リアルタイムで天気予報サービスを世界中に提供するチェコの企業によるもの。
気温・風・雨・雪・海流・海水温など様々な気象データをヴィジュアル的に参照できる優れた無料アプリだ。
また、下記のWeb上でも同様の画像データを閲覧できる。
■海流の状況も見ることができる
Windyは、昨年台風で日本が大変だったときに、タブレットに入れて台風の最新の進路を参照していた。
だが、黒潮大蛇行のような海流の様子も閲覧できる。
デフォルトでは海流の選択はできないかもしれないが、メニューから「その他のレイヤー」を選択して、「海流」の項にチェックを入れれば海流画面を選べるようになる。
■黒潮大蛇行はまだ終わっていない?
WindyのWeb版を見ると、下記の図のようになる。
これを見ると、黒潮大蛇行は紀伊半島沖で元気に(?)継続しているように見える。
10/14発表の『黒潮・親潮ウォッチ』の黒潮の最新の長期予測では、「黒潮大蛇行から大きく渦がちぎれて、大蛇行が終わっていると言える状況です」とはっきり書かれている。
考えられる可能性としては、Windyが最新のデータを使用していないこと。
Windyは他機関から提供されたデータを利用しているが、そのデータがどのくらいの頻度で更新されるのだろうか。
■別データで確認すると
そこで、別系統のデータを参照してみることに。
海上保安庁サイトの「海洋速報」の海流図を見ると、最新の10/8~10/15の観測結果では下記のようになっている。
これを見ると、黒潮は大蛇行しているとは言えない。
ちなみに、2か月ほど前の7/14のデータを見ると、以下のように大蛇行が発生していることがわかる。
Windyのデータは恐らく日本のデータではなく、どこか他の国の機関が提供したものだろうが、その情報が古いのではないだろうか。
そうだとすれば、黒潮親潮ウォッチの予測はそう遠くないだろうが、ただし海上保安庁のデータでは、黒潮がちぎれた様子は見られない。
このあたりは、データの表現の仕方の違いかもしれないが。
黒潮大蛇行が早く終わってもらった方が良いか、またはもっと続いてもらった方が良いかというのは、なかなか難しい。
自説では大蛇行が続いてくれれば南海トラフ巨大地震の発生は抑えられることになるが、本来はもっと早く起こっもおかしくないくらいに地下のひずみが蓄積していれば、先延ばしになればそれだけ地震の規模が大きくなる可能性を考えるからだ。
■MEGA地震予測で速報
次に、今日10/17に、村井俊治氏らの「MEGA地震予測」から「速報」が出た件。
有料コンテンツなので内容は書かないが、同サービスを利用している方は見てください。
今回メールで配信されたのは概要のみで、詳細は次号でお知らせしますとある。
ちなみに、購読方法はアプリやメルマガ版があるが、メルマガだといちばん安いようだ。
■今日の地震前兆
まず、ちび子の運動量。
今朝は軽い頭痛があった。
関東圏では、10/16 17:34に茨城県北部でM3.8、最大震度3の地震があった。
内陸ならば、10/19までの予測期間に、この程度の小規模地震があと1~2回起きて終わりかもしれない。
この記事を書いている間(10/17 21:30)も、ピンポイントで頭痛が始まって、これは来週半ばあたりの地震の前兆かもしれない。
今日はスーパームーン新月トリガーで、しばらくは注意を。
長い意味では、12月頃までは。
長い意味では、12月頃までは。
※黒にんにく、抗がん作用などが確認されているが、いま買っているアウトレット品は、硬くて食べられないものなどあって、また殻の重さも含めて1kgなので、どれだけお得なのか判断が難しい。
防犯カメラ&人感センサーライト。