【地震】千葉県北西部でM4.3最大震度3の地震+千葉県の「異臭」騒動のエリアと被るが地震との関係は?

2020/10/28

異臭 地震前兆

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今日10/28 15:58に千葉県北部でM4.3最大震度3の地震が発生して、ここ小平市も揺れたが、震源は昨年千葉市周辺で「異臭」の通報が相次いだ地点と被っているので、やはり地震と異臭の関連性を検討すべきかもしれない。


■千葉県北西部M4.3

地震の詳細は以下の通り。

発生時刻:2020年10月28日 15時58分頃
震源地:千葉県北西部
最大震度:震度3
緯度:北緯 35.8度
経度:東経 140.1度
震源:マグニチュード M4.3
深さ:約70km


ここ東京都小平市は震度2を記録したが、木造2階建ての自宅2階のPCの前に座っていて、グラッとかなり揺れた。

最初はテレビでは「多摩東部」とアナウンスがあったので、震源が近いならば小規模かもしれないと思ったが、その後に千葉県北西部に変更された。

■頭痛と耳鳴り体感に対応

前回、連日の強い頭痛で、10/28~30頃に関東圏の地震を予測した。


今日の地震は上記の体感に対応するものだろう。

前回連日の頭痛で10/25~26の予測は10/24茨城県南部M3.3と小規模だが52kmの近場に対応。

■千葉県北西部地震

千葉県北西部といえば、1980/09/25にM6.0、最大震度4の地震が発生し、2人の犠牲者が出た被害地震となった。

他にも、千葉県北西部では過去120年間ほどでもM6クラスの内陸地震が6回ほど起きていた。


これらの地震が起きていた時期には、はたして黒潮大蛇行が発生していたかどうかを知りたくなった。
自分には、ある程度の確信があったので。

すると、上記の1980年の地震は、黒潮大蛇行が終息してから半年ほどで起きた地震だった。
私の研究では、まさに黒潮の直進期に起きやすいエリアが震源だった。

下記マップの「B:黒潮域」で、黄緑色に塗っている部分が、黒潮の「非大蛇行期」に大地震が多発しているエリアだ。
今日地震があった千葉県北西部も、その色になっている。



■黒潮の非大蛇行期に起きていた

では、他の千葉県北西部の地震はどうだったか?
千葉県北西部のM6クラス以上の地震と、黒潮大蛇行の期間を以下に並べて示す。

【大蛇行】1917年2月~1922年3月頃(約5年1カ月間)
【南関東】1928/05/21:千葉県北西部、M6.2、震度5
【大蛇行】1934年3月1日~1944年前半(約11年間)
【南関東】1951/01/09:千葉県北西部、M6.1、震度4
【南関東】1952/05/08:千葉県北西部、M6.0、震度4
【大蛇行】1953年7月9日頃~1955年12月頃(約2年6カ月)
【南関東】1956/09/30:千葉県北西部、M6.3、震度4
【大蛇行】1959年5月~1963年5月頃(約4年間)
【大蛇行】1975年8月~1980年3月(約4年8カ月間)
【南関東】1980/09/25:千葉県北西部、M6.0、震度4、犠牲者2人
【大蛇行】1981年11月~1984年5月(約2年7カ月間)
【大蛇行】2004年7月~2005年8月(1年2カ月)
【南関東】2005/07/23:千葉県北西部、M6.0、震度5強

こうして見ると、前述の6回の地震は、すべて黒潮大蛇行が発生していない「直進期」(非大蛇行期)に起きていた。

ただ1つだけ、最後の2005年のM6.0の地震だけは、大蛇行が同年8月に終息する前月の7/23に起きていた。
これは、推測になるが、大蛇行の渦の力が弱くなっていた時だったために起きたのかもしれない。

これだけ自説に合った結果が出ると、「わが意を得たり」と思えてくる。
やはり、自分がこれまでの研究から導き出した説は間違っていなさそうだと。

そうなると、現在は黒潮大蛇行が「終了した」状態だというが、これが一時的な終了なのか、完全終結なのかが大きな道の分かれ目となってくる。

完全終結ならば、自説では南海トラフ巨大地震や南関東(首都)直下地震の発生の条件が揃うことになる。

今日の地震が、その前兆的なものならば大変だ。

■地震の特異日

少し余談になるが、そういえば今日10月28日は、「地震の特異日」と言われている。
「言われている」というか、私が言い出したのかもしれないが。

3年前の2017/10/25に、TOCANAで下記のような記事を執筆していた。

『10月28日、もしも晴れたら日本でM8以上の巨大地震発生か!「特異日」分析で判明、専門家明言「過去に何度も起きてる」【緊急警告】』



その記事から、参考までに。

【過去に日本で10月28日に発生した大地震】
・ 878年(元慶2年):相模・武蔵地震、M7.4、死者多数。
・ 1433年(永享5年):相模地震(永享関東地震)、M7以上、死者多数。
・ 1707年(宝永4年):宝永地震(南海トラフ地震)、M8.5程度、死者2万人以上。
・ 1891年(明治24年):濃尾地震、M 8.0、死者・行方不明者7千人以上。

【過去に海外で10月28日に発生した大地震】
・ 1562年:チリ、サンチアゴ沖でM 8.0。
・ 1746年:ペルー、リマ・カヤオ沖でM9.2、死者1万8,000人。
・ 2008年:パキスタン、M6.4、死者160人以上。

現在われわれが使用するグレゴリオ暦の月日というのは、人間が懇意的に決めたものであり、科学的に意味があるものではない。
あくまでも「傾向がある」程度にとどめておいた方が良いだろう。

とは言っても、南海トラフや国内史上最大の内陸地震(濃尾地震)のようなM8クラスが10月28日に起きるということは、「たまたま」ではないかもしれない。

日本では大きな地震が春(特に3月)や秋(特に10月)に起きているということと関連付けて考えるべきだろうか。

■震源は異臭の発生源

もう一つ気になることは、例の異臭騒動が起きていたこと。
前述のマップを下記に再度示す。


このとき、昨年2019/05/08 21:00~0:00頃に、千葉市稲毛区、美浜区、花見川区で異臭の通報が23件ほどあった。
ピンク線で囲んだ部分だ。

神奈川県と比べて、この1日だけだったというのが謎の一つだが。

そして、上記マップで示したように、この地域は南関東ガス田と呼ばれるエリアの一部だ。
これは、千葉県を中心とした南関東一帯に分布する日本最大の水溶性天然ガス田のこと。

今日の地震の発生で、また「異臭」が地震前兆である可能性を、より突っ込んで調べたくなってきた。

■今日の前兆現象

ちび子の運動量は、今朝は110回ほどあったが、投稿せずにスルーしてしまった。
少ないが今日の地震の前兆だったのかもしれない。

だんだんお婆さんになりつつあって運動量が減っているので、100回程度でも記録することにしたい。

また、今日は3日連続となる頭痛体感があった。


また、今日も昨日に続いて、ばけたん点滅が何度かあった。

2020/10/28 記録は14時以降
RE::故障
霊石:14時台:赤1回、12時台:赤1回、20時台:赤1回
PRO:なし

頭痛体感とばけたんで、明日もまた関東圏で揺れそうだ。

※『サルちゃんのタイ料理三昧ブログ』更新

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ノンフィクションライター、地震前兆研究家、超常現象研究家、ブロガーの百瀬直也が地震・災害などを扱うWebサイト/ブログ。

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