マリアさんが先日「きさかた」と降りて、19世紀初頭の鳥海山噴火と象潟地震が起きたあたりでまた災害があることを懸念しているようだ。
また読者から秋田県沖で群発地震が起きているとの情報があった。
またマリアさんは諏訪湖付近で群発地震が起きていることも取り上げていて、過去に諏訪湖が割れる夢も見ているので注意が必要だ。
まず、マリアさんの2020-10-01 09:43の記事「そういえば きさかた」から。
「きさかた」といえば、マリアさんも書いているように、1804/07/10に象潟地震が起きていた。
江戸時代後期に、出羽国を中心として発生した津波を伴った大地震だ。
その3年前に鳥海山が噴火し、地震の年あたりまで活動を続け、享和岳(新山)と呼ばれる溶岩円頂丘を形成した。
その後に起きた大地震だった。
規模はM7.0±0.1で、犠牲者500~550人。
象潟で2mの地盤隆起と3~4mの津波が起きた。
■男鹿半島沖の群発地震
その日に、ブログ読者の方から情報があった。
秋田県の男鹿半島の沖で、7月頃から地震が群発しているという。
…といっても有感地震は少なく、Hi-netで見た無感地震も含むデータを見て気づいたことだという。
その方によると、男鹿半島にある「寒風山」は火山であり、男鹿半島は火山噴火で島が陸続きになり半島になったと言われているとのこと。
それで、マリアさんの記事を読んで気になってメールを送ってくださったという。
秋田県というと、すぐに例の「人工地震」(人為的地震)を思い出す。
だが、男鹿半島の沖合だと、関係なさそうか。
■秋田県の大地震
秋田県で大地震というと、それほど印象はないかもしれないが、実際は過去に被害が出る大地震がかなり起きている。
下記の地震本部のマップにデータを追記したものを示すが、男鹿半島では1939年に男鹿地震(M6.8)が起きて、27人の犠牲者が出ている。
また、その北沖の日本海中部地震(1983、M8.1)はもっと大規模な被害が出た大地震で、大津波も含めて104人の犠牲者が出た。
秋田県の明菜さん(仮名)も、自分が住む地域や周辺の地震や津波の夢を頻繁に見ているが、やはり注意が必要だということだ。
■諏訪湖周辺で群発地震
次に、マリアさんが今日2020-10-02 08:02の記事「諏訪湖群発地震増えてるそう」で書いていること。
そもそも、諏訪湖のあたりでは、あまり地震が起きない。
どれくらい起きないかというと、過去120年間ほどに諏訪が含まれる長野県中部のM4.0以上の地震を検索してみる。
前半と後半に分けて、下記のマップで示す。
では、群発地震とは何を言っているのかというと、こちらも無感地震も含めたものだろう。
『hi-net/リアルタイム版 地震情報検索』サイトで過去1日分ほどを検索すると、下記マップのようになる。
丸が大きくて大規模だと思われるだろうが、拡大しているためで、大きい丸でもせいぜいM2.0未満の地震だ。
だが、たしかに丸が重なって、ちょうど諏訪湖あたりを中心として無感地震が多発しているように見える。
有感地震としては、この1か月間では、9/21に諏訪湖付近でM2.0の地震が起きたくらいだ。
■諏訪湖は日本のヘソ
諏訪湖といえば、地質学上で非常に重要な位置にある。
というのも、日本を代表する糸魚川静岡構造線と中央構造線という2本の大断層帯の交点にあるのが諏訪湖だからだ。
そういう重要な位置に諏訪大社があるのも偶然ではなく、またその地が「聖書の民」がたどり着いたというのも(事実ならば)必然の結果だろう。
恐らく、似たようなルーツと信仰をもった人々が海を渡ってきて、西と北から旅して諏訪にたどり着いた。
…というようなことを延々と書いても共感と理解を得られず寂しくなるだけだから、書かないが。
それよりも、マリアさんがブログで書いている「諏訪湖が割れる」の件。
これは今日書いている余裕はないが、じっくり考えてみようと思う。
■諏訪といえば御柱祭
諏訪といえば、そろそろ御柱祭。
「そろそろ」といっても、まだ1年半ほど先だが。
うちは先祖代々父方が諏訪の氏子なので、行かないわけにはいかない。
うしろについているのも、そういう関連の人なので。
その期間は宿代も高くなるだろうから、家族で泊まれるように、一生懸命働いてお金を貯めないと。
本でも書かないとダメかな。
御柱祭の公式サイトを見ても、まだ日程も公表されていない。
ただ、2022年春に行われることがわかっているだけだ。
最後に、私のYouTube動画でもっとも再生回数が伸びたものを。
2004年4月10日の下社山出し祭、木落しの映像。
※『サルちゃんのタイ料理三昧ブログ』復活しました。
※こういう研究をしていると、気温・湿度ぐらいを知るぐらいではダメだと。
それで、こんなものを注文した。
気圧測定や、天気予報もやってくれる。