今日10/14の「黒潮親潮ウォッチ」の黒潮の最新の長期予測によると、黒潮大蛇行が「終わっているといえる状況」だというが、そうなると南海トラフ巨大地震や首都直下地震の発生の可能性はあるのだろうか。
まず、今日10/14発表された『黒潮親潮ウォッチ』の記事「12月16日までの黒潮「長期」予測(2020年10月14日発表)」の内容から。
記事の冒頭では「黒潮大蛇行から大きく渦がちぎれて、大蛇行が終わっていると言える状況です」とある。
だが、下記の10/7時点の図を見ると、大蛇行の渦はかろうじてくっついているように見える。
■どちらとも言える状態
だが、同日に発表された「10月22日までの黒潮「短期」予測 (2020年10月14日発表)」によると、こうある。
渦はちぎれているとも、かろうじてくっついてもいるとも言えそうな状態ですが、渦の中心の冷たい水が沿岸とは孤立していること、渦を迂回して流れるだ南下する流れとは別にショートカットして黒潮が流れつつあること、予測では次第に渦が離れつつある(図1~3)ことから、渦がちぎれていると言えそうです。
つまり、厳密には千切れているといえるが、実質的には黒潮大蛇行が終わっていると考えた方が良いということのようだ。
■今後の予測
では、黒潮大蛇行の状況は、これからどうなるのか。
今日の長期予測では、12/16までの黒潮の状態を予測している。
それが下記の図の通りとなる。
現状よりも、もっとちぎれた状態に見えなくもない。
では、黒潮大蛇行を作る冷水渦の指標の予測は、どうなっているだろうか。
■大蛇行は復活するか
このグラフを見ると、冷水面積の値は「2」までは下降していない。
10日前に発表の予測グラフよりも、逆に面積が大きくなる予測となっている。
11月初旬から持ち直して、今年中にまた上昇を始めるという予測だ。
グラフの説明には、「先週(黒点線)の予測よりも最新の予測(赤線)が下がっていない理由は、大蛇行のちぎれた渦が先週の予測よりも遠くに離れないためです」とある。
このへんの判断は、やはり専門家に任せておいた方が良いだろう。
たとえ渦がちぎれても、その部分が遠くに行っていなければ、またくっつく可能性があるということなのか。
とは言っても、現在のような不安定な状況では、また渦がちぎれたり、大蛇行を作る力が弱くなる可能性は低くないだろう。
中長期的に、南海トラフ巨大地震など、主に「B:黒潮域」で起こり得る(巨)大地震の発生の可能性を考えておかなければならない。
■今日の前兆現象
今朝のちび子の運動量は以下の通り。
これに対応する地震は、まだ関東圏で起きていない。
体感では、10/13の強い頭痛体感で、頭痛薬でも収まらなかったが、10/16(金)~17(土)前後に関東圏で対応する地震が起きそうだ。
■防犯カメラ
最後は、防災ではなく主に「防犯」関連の話題を。
Amazonで、玄関に設置する防犯カメラを購入した。
小学校3年生の息子と1年生の娘を留守番させる機会がこれから出てくるので、サルちゃんが防犯用のカメラが欲しいというので、私が選んだ。
さまざまな高度なIT機器を製造する会社のようだ。
モニターの方は、個々に使用しているスマホに専用アプリをインストールすれば使用できる。
うちでは、Amazonの8インチタブレットfire HD8を専用のモニターとして使うことにした。
無料の専用アプリをインストールして、Wi-Fiでカメラに接続する。
すると、常時玄関先の広角映像が映し出される。
たとえば宅配の配達員が来てチャイムを押したときには、端末アプリの「トーク」ボタンを押すと双方向で会話ができる。
たとえば外で物音がする場合、モニターを見れば郵便配達の車が家の前に停まったとか、怪しい男が入ってきたとか、すぐにわかる。
夜間には、動態検知でカメラのライトが点灯して(それだけで泥棒は逃げるだろう)、録画が始まる。
今日設置したばかりで、端末との接続や設定などが、翻訳が悪いこともあって多少戸惑った。
だが、何とか接続できた。
まだ細かい機能はわからないが、上記Instagram投稿で書いたように、さまざまな便利な機能があるようだ。