今日TOCANAで、私が執筆した記事が掲載された。10月以降は世界的に大きな地震や水害などに要注意期間だということを警告したものだ。
まず、いつもの「お約束」で、あらかじめ書いておくと、10月以降に南海トラフ巨大地震が起こるとは、原稿には書いていない。
ただ、条件付きで、後述するように黒潮大蛇行が終息すれば、その可能性が出てくるとは書いている。
今日掲載された私の記事は、『今年10月以降に南海トラフ巨大地震が起こる3つの証拠とは!? “粥占”で神々が日本人に警告した「三行半」の予言成就へ!』と題したもの。
まず、こちらのTOCANAの記事を読んでみてください。
■10月以降
トカナの記事で書いた、10月以降というのは、あくまでも可能性であり、言うまでもなくどこかの地下に大きな歪がなければ大きな地震は起こり得ない。
月齢やスーパームーンなどは大きな地震の「トリガー」であり、それら自体が地震を引き起こすものではないのだ。
マリアさんが言っているのは、「今年は10月上旬~中旬と11月末頃のカレンダーが暗く見える」ということ。
可能性としては、水害か地震かということだ。
■3月頃に大地震が多い
次に、20世紀以降に日本で起きた大地震の月別の発生数を見ると、まず圧倒的に、普遍的に、3月に多く起きている。
TOCANAの記事では、M7.0以上の表が「M6.0以上」になっていた。
お詫びして、以下の通り訂正します。
なぜ3月に顕著に多いのかは、はっきりとはわからない。
一部の地域的には、豪雪の後で雪の重みで内陸地震が増えるという説もある。
だが、例えそういう法則性があったとしても一部地域の話で、海溝型も内陸も含めて大地震が多いという説明にはならない。
■10~11月も多い
次に2位を見ると、M6.0以上では10月、M7.0以上では11月となる。
季節的には、春の初めが1番で、秋が2番ということになる。
今がいちばん大きな地震が起こりやすい時期に入ったことになる。
また、もっと局地的になるが、南海トラフ巨大地震は、過去の月別分布を調べると、下記のようになっていた。
07月:1回
08月:2回
09月:1回
10月:1回
11月:2回
12月:5回
02月:2回
つまり、夏・秋・冬に起きていて、春には全く起きていない。
これは、日本全体では春の3月が最も多いということと相反している。
■黒潮大蛇行が終了か?
次に、黒潮大蛇行の最新状況について。
ちなみに、このTOCANAの原稿は3週間前に編集部に送ったもので、ここで書いている黒潮の状況は最新のものではない。
ここでは『黒潮親潮ウォッチ』の9/23付けの予測グラフを参照していて、11月には黒潮大蛇行を作る渦の力が弱まって大蛇行が終息することを示唆するような予測になっていた。
結果的には、これは的確な予測だったようで、実際に終息したように思われる。
だが、黒潮大蛇行について書き始めると長くなりそうなので、次の記事(明日以降掲載)で書くことにして、一旦ここで終わることにする。
※マニアックだけど、黒潮など海洋や気象関連について、かなーり貴重な内容が含まれている。
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