大型で強力だった台風10号は朝鮮半島へ抜けたが、100人以上の重軽傷者が出るなどの被害があり、土砂崩れも起きた。
じつは、土砂災害には前兆現象があるという。
また、オランダのフッガービーツ氏の最新の地震予測を紹介する。
今日9/7 11:40頃、台風10号が九州の西を通過した後で、宮崎県椎葉村で大規模な土砂崩れが発生した。
山肌が大きく崩れ、川沿いに建っていた住居などの建物が下の川に流された。
下にあった住宅は、山の頂上付近から一直線に流れ落ちた土砂で、跡形もなく押しつぶされた。
YouTubeのニュース映像を貼りつけておくが、被害現場の上空からヘリコプターで撮ったものだ。
これを見ると、土砂崩れの怖さを思い知らされる。
逃げる暇などない。
このような危険な土地に住むならば、事前に避難しておくべきだろうが、この家に住む一家数名が安否不明だという。
それ以前に、このような土地に住まない選択肢があるのならば、それが一番良いだろう。
■マリアさんと生徒さんたちが予知夢
ヒプノセラピストマリアさんの生徒さんたちは、16:11の「土砂崩れ」と題したブログ記事で書いているように、土砂崩れの夢を見ていた。
マリアさんと生徒さんたちが夢を見ていた。
ただ、今回の土砂崩れのことかどうかわからないが、可能性としてあるかもしれないということで、書いておく。
■土砂災害の前兆
一昨日2020/09/05のNEWSポストセブンの記事で、「土砂災害の前兆 土臭いにおい、根が切れる音、地鳴りに注意」というのが目に入った。
記事の見出しだけを見て、「えっ?」と思った。
もっとも、あるとしても、秒単位、数十秒単位ではないかとも、読む前に思った。
『土砂災害の前兆 土臭いにおい、根が切れる音、地鳴りに注意』
この記事では、『天災から日本史を読みなおす-先人に学ぶ防災』(磯田道史、中公新書)という、歴史家による本を紹介している。
この本では、過去の災害で生き延びた人たちの行動に学ぶ知恵が紹介されている。
一般財団法人砂防・地すべり技術センターの研究顧問、池谷浩氏は、こう語る。
「従来の土砂災害は全国平均で毎年1000件程度だったのが、2018年には3459件と約3.5倍に激増し、2019年も約2倍。今年の7月豪雨では932件もの土砂災害が発生しました。雨の降り方が明らかに変わってきている点に留意すべきです」
それに加えて思うのは、現代では、本来人が住んではいけない土地を造成したりすることも、一部の要因としてないだろうかということ。
「何十年も住み続けて何も起こらなかったんだから、うちは大丈夫」
そういう考えが、いちばん危ない。
たかだか数十年の自分の経験だけで災害の危険性を判断するなど、いただけない。
今回の台風10号でも、テレビのインタビューを見ると、建物の被害が出たところなどで、「こんなにひどい被害になるなんて、思ってもいなかった」と口をそろえて言っている。
「思ってもいなかった」ではなくて、「思わなければいけない」のだ。
■土砂崩れの前兆
前述の池谷氏は、こう語る。
「災害は前兆現象が目視できる昼間に起きるとは限らず、“土臭いにおい”や“根が切れる音”“地鳴り”など耳や鼻でわかる前触れに注意を払うのも大事な点。土砂災害で最も多いがけ崩れの場合なら2階に避難するだけで助かる確率が高くなり、土石流なら家ごと破壊されるので、近くの安全な友人宅などへ避難する…など、平時から決めておくことも大切です」
「土臭いにおい」や「根が切れる音」など、経験してみないと中々わからない世界だろう。
だからといって、そういう経験が学校などでできるわけでもない。
そうであるならば、地震でも水害でも、そのような前兆現象の例をめいっぱい頭に詰め込んでおくこと。
それくらいしか、できないかもしれない。
今日のnoteマガジンで書いたように、水害は突然に襲って来るものではなく、海洋現象などの観測によって、ある程度は予測することができる。
水害リスクが高い土地に住む人は、このような情報を常に意識することが大切だろう。
■フッガービーツ氏の最新予測
9/7発表のオランダの地震予知研究家・フランク・フッガービーツ氏の最新予測を。
地球は、太陽-海王星の天体配置と9/11の3つの天体に接近しつつある。
M7クラスになり得る大地震の活動は、9/10か9/13の月のピークに最もあり得る。
※食料備蓄よりも、現代ではこれが大事。
多分あとで絶対そう思う(個人的見解)。