今日9/23発表の黒潮大蛇行の長期予測を見ると、発生中の黒潮大蛇行が終息する可能性が見えるが、そうなると南海トラフ巨大地震の発生の可能性が出てくるので、その可能性を検討する。
昨日9/23に発表された『黒潮親潮ウォッチ』サイトの11/26までの長期予報を見てみる。
すると、冒頭に「大蛇行から大きく渦がちぎれて大蛇行の特徴を失う可能性がありますが、まだ様子を見る必要があります。小蛇行の動きも注目点です」とある。
まず、下記の図が最近9/17時点の黒潮の流路を示す。
このように、黒潮は紀伊半島の南へ大きく蛇行している。
だが、その後11/26頃には、この渦がプツンと千切れるだろうという予測になっている。
■大蛇行が終息する可能性?
そして、大蛇行を作る渦の強さを示す冷水面積のグラフでは、今後の予測はこうなっている。
ここで、赤いラインが最新の予測だが、これによると12月に入る頃に冷水面積の予測が「2」になっている。
過去の事例から、2というのは黒潮大蛇行が終息すると判断される基準だと認識している。
ということは、それくらい大蛇行の渦の力が弱まるという予想だ。
■黒潮大蛇行と南海トラフ巨大地震
過去に黒潮大蛇行の存在がわかった以降には、南海トラフ巨大地震は黒潮の「非大蛇行期」(直進期)に発生している。
それは下記の4回だ。
これを見ると、南海トラフ巨大地震は黒潮大蛇行が終息して間もないころに発生している。
【大蛇行】1854年(開始・終了月不明)(1年間?)
【南海】1854年12月23日:安政東海地震(東海道沖の巨大地震)、M8.4
【南海】1854年12月24日:安政南海地震(南海道沖の巨大地震)、M8.4
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【大蛇行】1870年~1875年(約6年間)
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【大蛇行】1890年~1891年(2年間)
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【大蛇行】1906年4月~1912年9月頃(約6年5カ月)
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【大蛇行】1917年2月~1922年3月頃(約5年1カ月間)
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【大蛇行】1934年3月1日~1944年前半(約11年間)
【南海】1944年12月7日:昭和東南海地震 M7.9(Mw8.2)
【南海】1946年12月21日:昭和南海地震 M8.0(Mw8.4)、犠牲者・行方不明者1,443人
1947年4月14日:択捉島南東沖、M7.1。
■可能性として
ちなみに、南海トラフ巨大地震の発生のもう一つの「条件」としては、過去にはすべて7月~2月に発生していたということがある。
そのため、黒潮大蛇行が本当に終息すれば、12月頃ならば翌年2月にかけては南海トラフ巨大地震が発生する可能性はあるわけだ。
今回はあくまでも長期予測で大蛇行の力が弱まるということで、本当に大蛇行が終息するかどうかはわからない。
黒潮大蛇行の予測は、通常は週に1~2回の頻度で更新されるので、それを毎回注目することにしたい。
■ばけたんが挙動不審
今日は昼から、ばけたんが異常な点滅を続けている。
そして現在(2020/09/24 20:50)も点滅が続いている。
だが、赤色だけになって点滅の速度が速くなっている。
これはもう、プログラムが暴走しているということかもしれない。
そうだとしても、暴走するトリガーとなったのが、地震前兆現象により発生したパルス電磁波の影響ということも考えられなくないので、報告しておく。
■ばけたんは地震予知装置
ばけたんの地震予知機能(?)については、4年前のTOCANAの記事で紹介している。
もっとも、開発元はそのような機能を意図して備えているわけではなく、結果的にそうなる傾向があるということだ。
この記事では、数十分とか数時間とか、短期的な前兆を紹介しているが、現在はより長期的な、地震の1日くらい前に点滅することが多いのではないかと考えている。
明らかにそうだろうと思うことは、地震が起きる前日には、ばけたんの点滅が非常に多くなるということだ。
ばけたんに本来そのようなアルゴリズムが備わっていなくても、地震前兆のパルス電磁波を拾って「おばけが出た」と同様の判定となるのではないか。
前回9/20~21に連日頭痛があって、9/23~25に対応する地震があると予測しているが、ばけたんも同じ地震の前兆である可能性もある。
【追記】2020/09/24 21:20
一度電池を外してみたが、再度電池を入れると、また赤色点滅が始まった。
もう壊れたということか。
7年間使ったが、今後は「霊石」2台を使用することにしたい。
最新のばけたん霊石「空」