茨城県の郁代さんから見た夢のメールが届いたので紹介するが、東京湾に関連する夢だ。
また昨日の記事で書いたマリアさんの仲間の「貞観」について、災害観点で自分なりの解釈を加えてみた。
■茨城県の郁代さんの夢
まず、茨城県の郁代さん(仮名)からのメールを紹介する。
8/2に見た夢だという。
●8月2日(日) 14:18受信
皮膚科か整形外科を受診するために、どこかの病院へ行きます。受付で受診は初めてですと言って、手続きをすると、担当は勝(かつ)先生と言われます。かなり待っても呼ばれないので、院内にある案内図で勝先生の部屋を確認すると、私が待っている建物ではなく、別の建物に部屋が表示されていました。一緒に待っていた数人で、「ここじゃないじゃない!」「受付に対してクレーム出さなくちゃ」と言いながら、別棟に移動します。地図では同じ敷地内の別棟のように出ていましたが、実際にはかなり遠く、全く別の場所になっていました。何人かで「こっちの方向だよね?」と言いながら建物に到着すると、その日の勝先生の診療は既に終わっており、皆でさんざ文句を言います。
帰るにしても私は全く知らない場所だったので、一人、この辺りを知っているという人に帰り路を案内してもらいます。かなり歩き高台に出たので景色を見ると、向こうの方に東京ドームが見えたので、水道橋なのかと思い、車で迎えに来てもらうのにどこがいいかを考えているところで夢は終わりました。
以上が夢の内容ですが、とても具体的で、目が覚めたらぐったり疲れていました
そして夢のキーワードは「勝先生」だと思い、「勝」という地名があるのか検索したら、勝浦市など「勝」が含まれる地名はかなり多くありましたが、そのものずばり「勝」という場所が、千葉県袖ケ浦市にありました
実際に袖ケ浦へは行ったこともなく、知らない場所です
夢では特に災害は出て来ませんでしたが、この地域が自然災害、例えば台風の影響を受けるのか、大きめな地震の震源地になるのか、何かあるのかもしれません
■袖ヶ浦
「袖ヶ浦市」と聞いて、ピンと来た。
この地名は、弟橘比売命さまの伝説に由来するからだ。
私が3.11の前から、深いご縁ができたと思っている女神さまだ。
袖ヶ浦は、今マリアさんや私が話題としている、東京湾沿いにある土地だ。
その昔、日本武尊(やまとたけるのみこと)が船で、神奈川県横須賀市の走水の海に至った。
その時、海は荒れ狂い、先に進むことが不可能となった。
妃の弟橘媛(おとたちばなひめ)は、夫の身に替わって海に入水した。
すると波が穏やかになり、日本武尊が船を千葉県の上総に進めることが可能になった。
弟橘媛の袖のうち、一方が袖ケ浦市に、もう一方が習志野市袖ヶ浦に流れ着いたと言われている。
■夢の意味
この郁代さんの夢を解釈しようとすると、お手上げ状態になる。
「勝」というのは、いわゆる災害地名でもなさそうだ。
「勝」がつく地名は、ビックリするほど全国に多い。
元々、地名でもなく、弟橘媛命さまとも関係なく、別の解釈が必要なのかもしれない。
時間を置いて、再度考えることにする。
■マリアさんの「貞観」の意味
今日は、noteで『百瀬直也の【週刊】地震・災害前兆速報マガジン』の記事を発行した。
『【2020/08/03】マリアさんの仲間に降りた「貞観」~「大災害シリーズは終わりではない」ということ?』と題したもの。
「貞観」と聞くと、私は大災害シリーズの一つという捉え方をしているので、そちらに結び付ける。
貞観期に起きた三陸沖の巨大地震と、現代の東日本大震災などは、起こり方が非常に似ているために、学者の中でも「貞観地震の再来」という表現を使ったりする人がいる。
今の時期がオリンピック開催に相応しくないと思うのは、9年前に「大震災」が起きたからだ。
貞観時代と比べると、現代の「大災害シリーズ」は、そろそろクライマックスを迎えるのかもしれない。
前述の、月ぎめの有料マガジンの記事として書いているので、購読が必要となるが、関心がある方は読んでみてください。
※2010年12月にタイへ行ったときに、首都バンコクのスワンナプーム国際空港で撮影。
空港の中央の目立つところに、立派な釈尊(ブッダ)の祠がある。
日本でいえば、成田空港のど真ん中にお釈迦様の像が建っているようなものか。
それだけタイ人たちのお釈迦様に対する信仰心の厚さが伺えて、うれしくなる。
2年前、はじめて釈迦の霊泉に行ったときに。
【動画】釈迦の霊泉に現れた「神使い」の赤とんぼ。