マリアさんが昨夜8/23のブログで、生徒さんが長野県で大地震が起きる夢を見たというが、「M9」というメッセージも入ってきたというので、無視できないと検討することにする。
■生徒さんの夢
その夢のことは、2020-08-23 23:04の「M9?」と題したブログ記事で書かれている。
他にも、「M9」のメッセージを受けていた人がいるそうで、ただそれは関東圏だという。
夢というかアストラル次元の体験というのは、必ずしも現実世界と全てオーヴァーラップするものではない。
それを前提に、ある程度あり得るかもしれないことを書いてみる。
■長野で巨大地震の可能性は?
現実的に、長野県の内陸でM9前後の地震というのは、あまり考えにくい。
海溝型でも、M8クラスでも10年に数回起きる程度だ。
過去に観測された最大の内陸地震は、1891/10/28の濃尾地震(M8.0、最大震度7相当)だ。
この時は、犠牲者・行方不明者7200人以上だった。
ただ、「長野」といえば、糸静線(糸魚川-静岡構造線)が一部でも割れた場合は、M8クラスも起こり得る。
長野を含めた中部あたりでM7以上の内陸地震が起きた例を、少ないが以下に示す。
◎762/06/05: 美濃・飛騨・信濃(岐阜・長野)、M7以上、糸魚川静岡構造線活断層系で発生したM7.7 - 8.2と同じとの説あり。◎745/06/01:天平地震、M7.9、岐阜県美濃地方、濃尾地震に匹敵の説あり。◎586/01/18:天正地震、東海東山道地震、飛騨・美濃・近江、M7.8 - 8.1、犠牲死者多数。◎2014/11/22:長野県神代断層地震、M6.7。
■フォッサマグナ
最後の神代断層地震は、糸静線(糸魚川-静岡構造線)の一部が動いて発生した地震だった。
もし「M9」か、それに近い巨大地震が長野か中部で起きるならば、最もあり得るのがフォッサマグナで起きる可能性だろう。
糸静線は、フォッサマグナの西縁にあたる。
よく混同する人がいるが、フォッサマグナは「面」であり、糸静線は「線」という違いがある。
■聖地と構造線
上記マップを見てわかるように、糸静線は日本の東と西を分断する構造線であり、その中心にあるのが諏訪湖だ。
「日本のへそ」的存在だ。
聖地というものは、中央構造線上を見てもわかるように、活断層あるいは構造線に沿って作られていく。
太古に、中東の「日が沈む方」から来た人々が、諏訪を目指したとしても、不思議はない。
しかし、私がそういうことを探求させてくれる余裕って、今生であるんかい。
そして、フォッサマグナの東縁近くにあるのが、釈迦の霊泉。
太古には海辺だった土地の地下に、非常に貴重な成分を含む水が蓄えられていった。
フォッサマグナは、上記マップで黄色く描かれた部分が、両側から古い地層に挟まれている。
フォッサマグナは「大きな溝」の意味だ。
もともと本土は、ユーラシア大陸の一部だったのが、分離して南へ移動するうちに東西に2つに割れて、割れた部分が新しい地層で埋められて、フォッサマグナとなった。
そのへんのことは、下記の「フォッサマグナミュージアム」サイトで、子供にもわかりやすく説明されている。
■いつ起きるか
そういえば、マリアさんブログで頻繁に「フォッサマグナ」と書いている。
マリアさんは、昨年頃まで長田明子さんのことを知らなかったという。
知らなかったわりには共通しているところがあって、そこが最も不気味なところだ。
東京の二度の大地震、三浦半島の大地震、富士山噴火、大津波、関東は居住不能、etc。
長田さんが神の啓示として受け取ったものと、マリアさんのものが重なる部分が多い。
問題は、それがいつ起きるかだが、それは現時点では難しいとしても、その「始まり」となるかもしれないことから類推することはできるかもしれない。